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ジャンプの朝その5 ページ7

by 裕翔

制服に着替えて、圭人と一緒に１階に降りて行ったら、高木くんと大ちゃんが、光くんからお説教を喰らっていたよ。

光｢まったく、高木といい、大ちゃんといい… しかも、大ちゃんは寝坊助だけだから、まだ良しとして、高木は…｣

食堂の隣の談話室に目をやると、伊野ちゃんが薮くんに、怪我の手当てをして貰っていた。

慧｢やぶぅ、俺の綺麗な顔に、傷が残ったりしたら、もう表歩けない…｣

宏太｢伊野ちゃん、静かにしていないと、赤チンを塗るよ？｣

慧｢それだけはイヤだー！｣

まあ、バカやってるやぶいのは放っておいて…

光｢今後も寝起きが悪いのが続いたら、高木はおかかおにぎり、大ちゃんはオムライス無しだかんな！｣

雄大｢はい…｣

あぁ、大ちゃんはまだしも、高木くんがかつて、平成市ナンバーワンだと恐れられていたとは、とても思えないわ…

涼介｢光くん、ご飯の盛り付けが出来たよ！｣

光｢涼介、有り難う。皆、飯にすんぞ！｣

ジャンプでは、夜ご飯は部活などで遅くなる人も居るから、全員が揃わないこともあるけど、朝ご飯は全員揃って、食べるのがルールなんだ！

宏太｢全員、揃ったな。それじゃあ…｣

全員｢いただきます！｣