〜タイムリミット〜＊ゆくる＊ ページ47
Aが学校に行き始めたのは１週間後だった。野坂がハルヤの異常について調べたため、Aも休んだのだ。
『何か分かった？』
「分からなかったよ…。やっぱり秘密なことらしい」
そもそも調べただけで出てくるものではないため、ハルヤの病気の手術方法と使う器具を片っ端から調べただけだったが。
「まずあの病気の手術成功率自体限りなく低い。どんな風に成功するのかなどは前世出てこなかった…」
そう聞いて、Aはまた落ち込む。今度こそ失敗するんじゃ…？
「A、ずっと落ち込んでも何の意味もない。僕たちができるのは待つことだけ」
『そうだけど…やっぱり…』
「あと１週間。絶対成功するから」
そしてあっという間に１週間は過ぎ、アメリカへと出発した。
ようやく着いたアメリカは、懐かしく、どこか恐ろしい気もした。
「行こう」
今回は日にちは決めていない。手術が行われる日の確認と、手術が終わって退院できるまで。
「だけど、そのまま行ったってどうせ教えてくれない。だから…」
普通に病院に来た2人。普通じゃないのは…
『悠馬っ！なんで変装なの！？』
「正体を隠すには変装だよ」
当たり前だよ、とでも言いたげな野坂。
『ほんとに上手く行くの…？』
「まぁ見てて」
野坂はカウンターにいる看護師にハルヤとの関係、手術日などを聞いた。
「バッチリ聞けたよ」
『ほんとに！？』
嘘のように思えるが、本当だった。
「やっぱりこの病院の人たちは僕たちには教えないんだ。変装したらすんなり教えてくれた。
あと、手術日は2日後」
2日でハルヤの運命が決まる。生きるか死ぬかの2択。
『そう…』
2日で全ての覚悟を決めなければならない恐怖に、Aは押し潰されそうだった。
「大したことないものだと思ってみて。少しでも気持ちを楽にした方がいい」
Aを不安にさせたくない野坂は、心から安心にさせたかった。
それを分かっているからか、Aは毎日のように涙を流していた。
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神月 - ゆくるさん» 愛知………愛知もいいと思いますよ! (2019年3月15日 7時) (
レス) id: 941209d91a (このIDを非表示/違反報告)
ゆくる(プロフ) - 神月さん» 愛知です！この先の市とかは流石に言えないですが、東京いいなー！です。でんでんはすごいですからねー！ (2019年3月15日 4時) (レス) id: 65c6a6a18f (このIDを非表示/違反報告)
神月 - ん、……東京じゃないんですか?てっきり東京に住んでるのかと思ってました……あ、あと 小説見ました！！やっぱり面白いです (2019年3月11日 16時) (レス) id: 941209d91a (このIDを非表示/違反報告)
ゆくる(プロフ) - 神月さん» ははは（笑）東京に行ってなりたいなーとおもってます！ (2019年3月11日 16時) (レス) id: 65c6a6a18f (このIDを非表示/違反報告)
神月 - ゆくるさん» パティシエ！なるほど……もし、夢がかなったら食べに行きます! (2019年3月10日 9時) (レス) id: 941209d91a (このIDを非表示/違反報告)
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