【親世代】狼に好かれた真っ白な狼【リーマス･ルーピン】 (ページ10)

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やってきた。この日が。

そう、始業式と入学式だ。

少なからず緊張している。

｢もうそろそろ新入生の組分けが終わります。身なりを整えてください。｣

とフリットウィック先生に言われた。

今私は大広間の扉前に居る。
新入生の組分けが終わったら扉から入って挨拶をするという流れだ。

そして遂に新入生の組分けが終わった。

｢さぁ、行きますよ！｣

とフリットウィック先生は大きな扉を呪文で開けた。

入ると全校生徒からの目線が刺さる。

これはしんどい。

なんて考えていると教壇の所に着いた。

ダンブルドアが

｢さて、嬉しい話じゃ。今年からまた新しい生徒が入る。A･ホワイトじゃ。もちろん皆も知っているであろうホワイト家じゃよ。3年生に編入をする。皆も仲良くしてやって欲しいのじゃ。ここ最近目覚めたばかりの子じゃ。あまり騒ぎ立てるでないぞ。自己紹介を。｣

と笑顔で見つめてきたので少しだけ安心する。

『A･ホワイトです。どうぞよろしくお願いします。』

すると会場は拍手に包まれる。

｢Msホワイトはグリフィンドールに組分けされておる。グリフィンドールの者たち、よろしく頼むぞ。｣

そう言うとグリフィンドールからはスタンディングオーべーションだった。

あら、私かなり歓迎されているみたい。

そう心の中で思いグリフィンドールの席へ向かうとリーマスと目が合った。

リーマスは｢こっち！｣と手を振って私を呼ぶ。

リーマスの方へ行くと例のあの3人が居た。

｢Aと一緒になれて嬉しいよ！｣

とリーマスは微笑む。
私はその笑顔に見とれてしまった。