ー貴方を絶対死なせないー賢者の石 (ページ9)

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ハリーが突然

｢あそこでクィレル先生と話しているのはどなたですか？｣

とパーシーに聞く。

｢クィレル先生はもう知ってるんだね。あれはスネイプ先生だ。魔法薬学を教えてるが本当はクィレルの席を狙ってるらしい。｣

ハリーは暫くスネイプを見つめていたが、目を逸らした。

そこで校長がまた立ち上がった。

｢新学期を迎えるにあたり、いくつか知らせがある。1年生に注意しておくが構内にある森に入ってはいけないぞ。これは上級生にも何人かの生徒達に特に注意しておく。｣

校長はキラキラした目で双子のウィーズリー兄弟を見た。

｢最後に、とても痛い死に方をしたくない人は今年いっぱい4階の右側の廊下に入ってはならないぞ、以上。さて、諸君、就寝時間じゃ！｣

グリフィンドールの1年生はパーシーに続いて大広間を出て階段を上がった。

階段は動いたり肖像画は喋ったりするのを皆は驚いて見ていた。

私は自室に戻るために静かにその列を離れる。

そうして入学式は無事に終わったのだった。