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ある都度痛みが収まり私は医務室を出る。
2時間程授業を休んだ。
次の授業は飛行訓練だ。
私は急いで外へ向かった。
今回もスリザリンとの合同授業だ。
スリザリン生は既に到着していて20本の箒が整然と並べられていた。
マダムフーチが来た。
｢何をボヤボヤしてるんですか｣
開口一番ガミガミだ。
｢皆、放棄のそばに立って。さぁ、早く｣
私は箒の横に立つ。
｢右手を箒の上に突き出して“上がれ！”｣
皆は上がれ！と叫んだ。
私が叫ぶとスっと手の中に収まる。
もちろん、ハリーもドラコもだ。
私達は次の指示を聞き箒に跨ぐ。
｢さぁ、私が笛を吹いたら地面を強く蹴ってください。一、二のーー｣
あ、ネビル助けに行かなきゃ行けないのか！
そう言って私は飛ぶ準備をする。
案の定ネビルはヒュー！と飛んで行った。４メートル、６メートル…顔を真っ青にしながら地面から離れていく。
声にならない悲鳴をあげるネビル。
私は思いっきり地面を蹴りネビルの所へ向かう。
｢Msホワイト！戻ってきなさい！｣
と制する先生の声を無視し飛ぶ。
『やばい！届け！』
私は手を伸ばす。
ネビルのローブを掴んだが 重さで私もバランスを崩す。
私はネビルが怪我をしないようにネビルを抱える。
そして3メートル程の高さから私とネビルは落下した。
『うぐっ…！』
私は声にならない位の痛みに耐える。
『ね、ネビル…大丈夫…？』
｢だ、だ、大丈夫！Aは…！大丈夫？｣
『ハハッ…多分大丈夫』
そう言ってニコッと微笑む。
｢Msホワイト、Mrロングボトム。大丈夫ですか！？｣
フーチが問う。
｢A！顔が真っ青よ！｣
ハーマイオニーが悲鳴をあげた。
私は医務室へ連れてかれた。
続く (更新停止中)
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作者名：YukuMaru | 作成日時：2021年4月5日 14時
