私の姉はお医者さんPart72 (ページ9)

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広間ページ9

陽菜side

服薬をして治療は続けてるとはいえ、
後遺症はしぶといし何よりも症状が出ると辛い・・・

陽｢気持ち悪い？(撫)｣

優｢ぅん・・・｣

陽｢頭は？痛い？(撫)｣

優｢すこし・・・｣

陽｢辛いね・・・(撫)｣

優｢・・・ぅん・・・｣

陽｢熱も出ちゃってるし、
不整脈も出ちゃってるから、お薬を飲んでみよっか。(撫)｣

優｢のんだよ・・・ﾊｧぉひるも・・・｣

陽｢漢方じゃなくて、症状が出た時に飲む用のやつ。｣

優｢・・・｣

陽｢もっと辛くなる前に飲んじゃおう？(撫)｣

優｢・・・のむ、の・・・？(汗)｣

陽｢飲んだら絶対に良くなるって保証は出来ないけど、
これ以上悪化して来ちゃったら病院に行かなきゃ。｣

だからそれを防ぐための手段。
眩暈が続いてる以上、執拗に動かすことは出来ないし、
救急車を呼ばなきゃいけなくなっちゃう。

優｢・・・はるちゃ・・・あーん、して・・・？(震)｣

陽｢あーんしたら飲めそう？(撫)｣

優｢こゎい・・・じぶんじゃ・・・のめない､､､(震)｣

陽｢ごめんね｡｡｡
症状が出てるだけで辛くてしんどいのに、
怖い思いまでさせちゃって､､､頑張らせてばかりでごめん。｣

優｢・・・よくなる、なら・・・がんばる・・・(震)｣

陽｢ありがとう。(撫)
ナウゼリンドライシロップは細粒だから、
このまま全部口の中に入れちゃうね。｣

優｢ぅん・・・｣

陽｢よいしょ・・・はい、あーん・・・(微笑み)｣

優｢ぁぁ・・・っ､､､っ・・・(汗)｣

陽｢はい、お水。
口の中で水を泳がせて飲み込んじゃっていいよ。(撫)｣

慣れてない薬に加えて細粒だから誤嚥も怖くて、
少し腕で支えて上体を起こしてあげてから飲ませた。
しっかりと水を含ませて飲んでくれてる。

優｢っ・・・くすり、まずいね・・・(苦笑)｣

陽｢慣れてないから余計にかな。(笑)
よいしょ・・・横にするね・・・・・・・｣

優｢ぅん・・・ありがと・・・｣

陽｢よく飲めたね。お疲れ様。(微笑み)｣

優｢・・・よくなると、いいな・・・｣

陽｢そうだね｡｡｡(微笑み)
もう少し良くなってきたら、部屋に移動しようね。｣

優｢ぅん・・・｣

陽｢傍についてるから心配しないでいいよー。(微笑み)｣

薬と診察道具の片付けをしつつ、
優子が横になる傍に座って、優子をさすり続けた。