私の姉はお医者さんPart72 (ページ47)

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授業参観ページ47

由紀side

あの後も、授業中の発表は全部、
公開処刑のように嫌がらせな解答ばかりさせられて、
本当に苦しかった｡｡｡

──キーンコーン､､､カーンコーン､､､♪

先｢ここまでで今日の授業は終わりにしましょう。
挨拶お願いします。｣

生徒｢きりーつ。・・・気をつけ。礼っ。
ありがとうございました。｣

『ありがとうございました。』

先｢保護者の皆さまも、
今日はお越しいただきありがとうございました。｣

『ありがとうございました。』

先｢生徒のみんなはこれから帰りの会をします。
授業の片付けをして帰る支度をして下さい。｣

『はーい。』

② ｢いやー、にしても可愛い人居たなー。｣

① ｢まじな。｣

③ ｢かっわいかった〜。｣

○ ｢もー､､､まだ可愛い参観者さんの話ー？｣

③ ｢途中で帰っちゃったよなー。｣

① ｢そうなのか。どこの親御さんだったのかなー。｣

② ｢あの可愛い女の人、誰の親ーーーっ？｣

②くんがクラス中に聞こえるように叫んだ。
クラスのみんなも可愛かったよねー。小柄で綺麗だったー。
って口々に噂をしてる。

△ ｢え、誰の親でも無いの???｣

② ｢んなわけねーだろー。
勿体ぶらずに教えろよー。(笑)｣

□ ｢隠すことないじゃんー。誰ー???(笑)｣

△ ｢気になるー。｣

□ ｢気になる気になる！｣

由｢っ・・・(汗)｣

玲｢・・・由紀のお姉さん。だよ。ね､､､？｣

由｢ぇっ､､､！(汗)｣

玲｢お姉さんじゃん。｣

由｢う、うん､､､(汗)｣

① ｢まじ、か・・・｣

② ｢なんだそれー・・・｣

③ ｢あーそっち系かー・・・｣

④ ｢ねぇーなー｡｡｡｣

① ｢な。｣

玲奈の一言に今度は、
クラスのみんなが揃って静かに落胆してる。
コソコソと悪口のようなのも聞こえてくる。

△ ｢なんか、嫌だね。｣

□ ｢やだね｡｡｡｣

○ ｢ざんねーん。｣

玲｢そういうの言うの、可哀想じゃないの???
・・・由紀、ごめん。私の一言で・・・(汗)｣

由｢う、うん､､､(汗)｣

① ｢でも、あれだな｡｡｡病人の姉って感じだよな。｣

③ ｢よくよく思うとマジそれ。｣

② ｢なんか、小さいし細いし色白だし、
思えば姉も病気って感じするよな。マジだったりして。(笑)｣

発展して周りのクラスメイトたちが、
私をイジめる時の勢いでゆうちゃんの悪口も言い出した。