私の姉はお医者さんPart72

1年クラス3 ページ46

優子side



これがいいかな？あれがいいかな？って考えながら、
1つ1つ飾りを付けて作ってくれたと思うと、
成長も感じられて凄く心がほっこりと満たされる。



優 ｢ 2人とも上手に作れたね。ありがとう。(ｳﾙ)｣



里 ｢ ゆうちゃんを考えて作ったんだよー？｣



優 ｢ え、そうなの???｣



里 ｢ うんっ。ゆうちゃんのびょーきさんが、
早くよくなりますように。元気さんなりますように。って♪｣



優 ｢ え〜､､､嬉しい〜､､､ありがとう里英｡｡｡(ｳﾙ)｣



里 ｢ ゆうちゃん、うるうるしてるよー､､､？｣



莉 ｢ かなしいのー？｣



里 ｢ かなしいの???｣



優 ｢ ううん、嬉しくて・・・感動しちゃって｡｡｡(ｳﾙ)｣



里 ｢ ゆうちゃん大好きだよ。｣



優 ｢ ありがとう｡｡｡私も大好き｡｡｡(ｳﾙ)｣



病気では無いけどいつも心配してくれてるんだと思うと､､､
凄く嬉しくて、温かくて、愛らしくて・・・
里英と莉乃を抱き寄せてギューッとして頭を撫でた。



優 ｢ ありがとう・・・(ｷﾞｭ)｣



里 ｢ いつもありがとう､､､♪｣



優 ｢ んふ・・・里英たちのおかげだよ｡｡｡(撫)｣



莉 ｢ お姉ちゃんたちと使ってね???｣



優 ｢ うん。どこに飾ろっか。リビングにする？(微笑み)｣



莉 ｢ うん！玄関！と、リビング！｣



優 ｢ 帰ったらお姉ちゃんたちにも自慢しようね。(笑)｣



莉 ｢ うん！いっぱいする！｣



優 ｢ いっぱいしちゃおっか♪｣



里 ｢ 授業見てたのー???｣



優 ｢ 見てたよ〜。(笑)｣



莉 ｢ 途中から来た！｣



優 ｢ 莉乃〜。授業中は振り返っちゃダメだよ〜。(笑)｣



莉 ｢ だってぇ､､､ゆうちゃんだってなったんだもん。(ﾌﾟｸ)｣



プクっとするその表情が可愛くてそれ以上は言えない。(笑)
授業には集中して欲しいけど、楽しいならそれでいい。



優 ｢ 里英。莉乃と一緒にお片付けしててえらかったねー。｣



里 ｢ いつもやってるよー???｣



優 ｢ いつも一緒に頑張ってるんだね。偉いね〜。(撫)
いつもお家でも協力して一緒にやってるもんね。｣



里 ｢ うんっ。だから学校でもやってるの♪
そしたらね、先生も凄いね〜お姉さんだね〜って、
いっぱい褒めてくれるんだよっ。(笑)｣



優 ｢ 他のお友だちのも手伝ってたもんね。
これからも優しい里英ちゃんで居てね。(撫)｣



家で見てるよりも、家で感じる成長よりも、
学校の方がずっとずっとしっかりしてるし大人でびっくり。

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