私の姉はお医者さんPart72 (ページ41)

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授業参観2 ページ41

由紀side

1問目は回答を全て私1人に考えさせて、
発表だけは堂々としてったくせに・・・
今回は私に考えさせてもくれないで発表だけしろって､､､

由｢なにそれ・・・｣

○ ｢これ。書いてある通ーりに言えばいいから♪｣

① ｢今回も完璧だろ。(笑)｣

② ｢力作だな。(笑)｣

① ｢ほんと②天才。(笑)｣

○ ｢ 2人とも、仲良いだけある〜。
流石の連携プレーって感じ♪｣

② ｢だろ？(笑)｣

○ ｢松井ちゃんもそう思うよね？(笑)｣

玲｢う、うん､､､(汗)｣

由｢っ・・・っ・・・・・・｣

先｢・・・では、発表者は前に出てきてくださいー。｣

『はーい。』

由｢っ・・・｣

先｢ 3班さーん。3班ーっ。出てきてくださいー。｣

② ｢早く行けよクズ。(ﾎﾞｿ)｣

○ ｢モタモタしてんなよ。(ﾎﾞｿ)｣

由｢っ・・・っ､､､はいっ・・・(汗)｣

紙に適当に書かれたこんな内容・・・
絶対に的外れなことを書いてあるじゃん｡｡｡
って絶望と緊張に支配されてたら、もう呼ばれてた。(汗)

由｢さいあく・・・(ﾎﾞｿ､､､)｣

先｢ではまず1班。発表者は発表してください。｣

1班｢はい。まず、ミサキの心情はセリフのすぐ後。
6行目の、これはまずい。っていう所からだと思います。｣

先｢どう読み取りましたか？｣

1班｢ミサキは兎をからかう友達3人に対して、
兎の事が可哀想でからかいを止めて欲しいという思いで、
このセリフを言ったと読み取れます。｣

先｢なるほど。よく考えられてますね。
では、同じ解答だよーって班。｣

『はーい。』

由｢・・・(汗)｣

どうやら私たちの3班以外の班はみんな同じ解答らしい。
黒板に貼られた各班の紙には、
同じ箇所の行数と心情内容が記載されている。

5班｢それプラス、付け加えです。｣

先｢ 5班さんですね。どうぞ。｣

5班｢このような内容の読み取りから、
ミサキは正義感からこのセリフを吐いたと考えられます。｣

1班｢確かに。｣

2班｢その通りだと思います。｣

先｢みなさんよく考えられてますね。
・・・あとは､､､3班ですね。発表どうぞ。｣

由｢あ、はい・・・(汗)｣

4班｢これ、ちげーだろ､､､(ｺｿ)｣

5班｢違うよね､､､(ｺｿ)｣

2班｢え､､､そこ､､､？(ｺｿ)｣

紙に書かれた内容を見た、周りに立つ各班の代表者が、
コソコソと噂をし始めた､､､(汗)