私の姉はお医者さんPart72 (ページ40)

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授業参観ページ40

由紀side

1つの物語についての問題を先生が出して、
それを班で話し合って答えを出して発表するっていう、
参観バージョンの国語の授業をやってる。

先｢えーでは次に、配った冊子の3ページ。5行目。
女の子ミサキのセリフですが、これを裏付ける心情は、
どこにどう書かれていて、どう読み取れるか。｣

○ ｢あーここかぁ。｣

① ｢また抜き出し系か。｣

先｢班で考えて答えを出してみてください。｣

『はーい。』

① ｢心情・・・ここら辺とか？｣

② ｢ここら辺だろ。わかんねーけど。(笑)｣

○ ｢ココじゃない？これでいいよ、これ。｣

② ｢あー確かに。それ、女子っぽい語り口だし賛成。｣

由｢ぃや・・・それは､､､違うと思う。｣

② ｢これで決定だな！｣

班の子たちが指してるのは絶対にセリフとは組合わない所。
さっきからノリで適当に発表内容を決めてる。
私の意見なんてのっけからスルーされてばっかり。

玲｢えっと､､､先生は、そこからどう読み取れるか。
って所も求めてるみたいだけど・・・｣

① ｢それが難しいよなー。｣

○ ｢松井ちゃん、どう思う？｣

玲｢どうかなー・・・｣

○ ｢ほら、見て見て。
ここら辺かなー､､､って思うんだけど､､､♪｣

① ｢ココ、ココ。どう思う？｣

② ｢いいよなっ。なっ。｣

玲｢う、うん､､､そうだね・・・そう、かも､､､(汗)｣

② ｢で、松井の言ってる読み取りってやつ？
は・・・こんな感じで。こんなの言えばいいだろ。(笑)｣

玲｢これはちょっと・・・｣

○ ｢いいね！いいじゃん！｣

① ｢合ってる気ーする。(笑)｣

② ｢だよなっ！｣

玲｢う、う、ん・・・(汗)｣

今度は私に全く見えないようにプリントを隠して、
4人だけで囲むようにして問への解を相談し始めて、
私は全く内容を伺えない・・・(汗)

① ｢よし決定ー。(笑)｣

○ ｢完璧だね！｣

① ｢さっきの1問目はこの班、完璧だったからな〜。(笑)｣

○ ｢ ①の発表、最高だった。(笑)｣

② ｢今回は・・・はい。(笑)｣

由｢えっ､､､｣

② ｢これ読めばいいから。(笑)｣

① ｢全部答えをまとめたしな。｣

② ｢そうそう。(笑)｣

○ ｢賛成ー♪｣

え､､､文が書かれた紙を押し付けるように渡された。
こんな内容、絶対違う回答だって・・・(汗)