耳鼻診察室3 ページ38
みなみside
吸引器にオリーブ管のノズルを装着して、
はるちゃんの鼻水を確認しつつ吸引したけど、
粘性のある少し濁った鼻水をしてる。
み 「 何か病気の可能性もあるし、内視鏡で視てみるか。
・・・内視鏡って用意出来てる?」
看 「 はい。さっき洗浄が終わりました。」
み 「 じゃあちょうだい。」
看 「 はい。」
み 「 ありがとう。」
陽 「 えっ・・・今、、、?ここで、、、?」
み 「 え、うん。そうよ。」
陽 「 みなみが、、、?内視鏡、、、?(汗)」
み 「 嫌なら他の先生に頼むけど・・・
まぁ、胃カメラとかと違って、随分とラクだから。」
看 「 そうですね。」
陽 「 それってやらなきゃだめー・・・?(汗)」
み 「 どうしてもやりたくない。って言うなら考えるけど、
内視鏡で見えるものとか病気とかもあるから、
ちゃんと診断を下すためにもやりたいかな。」
はるちゃんって病院嫌いでも医者嫌いでもないのに、
具合が悪いとちょっとグズグズするのが面白い。
陽 「 えー・・・(汗)」
看 「 痛くも痒くもないですからね。」
み 「 動かなきゃ危なくもないから。」
看 「 少し頭を押さえさせてもらいますけど、
鼻から入れるのでオエッと感も少ないかと。」
陽 「 んー・・・(汗)」
み 「 すーぐ診て、すーぐ終わらせる。」
陽 「 今終わる、、、?」
み 「 うん。分もかからないで終わるよ。」
陽 「 なら・・・(汗)」
み 「 うんっ。ありがとう。やっちゃおう。(笑)」
看 「 はい。キシロカインスプレーです。」
み 「 ありがとう。
はるちゃん、もう1回、シュッとするよー・・・」
陽 「 んっ・・・(汗)」
看護師さんに念の為、
はるちゃんの頭を軽く固定して貰って、
鼻にノズルを入れてスプレーをシュッとした。
み 「 よし・・・」
看 「 内視鏡になります。」
み 「 ありがとう。
じゃあはるちゃん、今からカメラで見てくから、
口を開けて、あーーーーって言っててね。」
陽 「 んっ・・・(汗)」
看 「 身構えずに体の力を抜いてくださいねー・・・」
み 「 いくよー、、、あーーーーー・・・」
陽 「 あっ・・・あー・・・っ、ぁーーーーー・・・(汗)」
み 「 そうそう、いい感じよー・・・」
はるちゃんが声を出してくれてるから、
スルスルとカメラを挿入して中の様子を確認して行った。
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★jura★(プロフ) - ゆきちゃんが早く気づいてもらうか助けてって言えますように😭いつも楽しく読ませてもらってます!ありがとうございます☺️これからも楽しみにしてます☺️ (11月29日 19時) (レス) @page4 id: 204e1dbdd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優菜 | 作成日時:2023年11月28日 12時