私の姉はお医者さんPart72

耳鼻診察室 ページ36

みなみside



問診を読んであらかたの症状については理解した。
姉の診察であり検査だから、何か緊張するな・・・



み ｢ えっと､､､鼻汁、鼻閉、頭重と・・・
顔面､､､特に鼻や目の当たりの圧迫感がある、と｡｡｡｣



陽 ｢ 普通に喋ってー。なれない。｣



み ｢ 医者として、普通に喋ってるんだが・・・(汗)｣



陽 ｢ だってみなみが・・・(笑)｣



み ｢ なんだよっ｡｡｡
まずは鼻から診てくから、頭を背もたれにくっつけて？｣



看 ｢ 頭、少し失礼しますねー・・・｣



陽 ｢ うわー・・・新体験・・・(笑)｣



み ｢ やりにくいな・・・(苦笑)
鼻、シュッシュッてして、診てから動かないでね。｣



陽 ｢ はーい。｣



み ｢ よいしょ・・・・・・・・スプレーするよー・・・｣



まずキシロカインのスプレーを手に取って、
ノズルをワンタッチで装着させてから、
慎重にはるちゃんの鼻に挿入して行った。



陽 ｢ ・・・・・・・っ・・・｣



み ｢ 左もねー・・・｣



陽 ｢ っ・・・・・・・・ｽﾞｽﾞ､､､｣



み ｢ あっ、ちょっ、吸わないで。(汗)｣



陽 ｢ えっ、先に行ってーっ､､､(汗)｣



み ｢ 鼻、診てくねー・・・ちょっと失礼・・・｣



看 ｢ 軽く抑えますねー・・・｣



陽 ｢ っ・・・・・・・・・っ・・・｣



み ｢ はい、左診るよー・・・｣



陽 ｢ っ・・・・・・・っ・・・んっ､､､(汗)｣



み ｢ あっ､､､ちょっとごめん。(苦笑)｣



陽 ｢ もーっ､､､(汗)｣



み ｢ 痛かった・・・？(笑)｣



陽 ｢ ちょっと痛かったよーっ､､､(汗)｣



み ｢ ごめんごめん。(笑)｣



鼻鏡とローゼンを手に取って、
方鼻ずつはるちゃんの鼻の様子を診ていったんだけど、
ちょっと先端が引っかかっちゃったっぽい。(苦笑)



陽 ｢ 笑えないよー､､､(汗)｣



み ｢ まぁ問題はないから。(笑)｣



陽 ｢ ヘター。｣



み ｢ すんまそん｡｡｡(笑)
耳に違和感とか痛みとかは無いんだよね？｣



陽 ｢ ないよー､､､(汗)｣



み ｢ 一応、耳も診ておくね。はい、あっち向いて？｣



看 ｢ 少し頭失礼しますねー・・・｣



陽 ｢ はぁい・・・｣



み ｢ ・・・・・・・・・・・うん。反対。｣



看 ｢ 反対向きますねー・・・｣



陽 ｢ はぁい・・・｣



み ｢ ・・・・・・・・・・耳はキレイだね。｣



耳鏡を使ってはるちゃんの耳を診てみたけど、
問題なくキレイに保たれてて中耳炎の心もなさそう。

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