私の姉はお医者さんPart72 (ページ35)

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耳鼻科ページ35

陽菜side

かれこれ1時間半くらい待って、
ようやく順番が回ってきたのか、私の番号が呼ばれた。

看｢こちらの診察室にどうぞー。｣

陽｢はい・・・｣

──ガラガラ､､､

陽｢お願いしますー・・・｣

み｢はるちゃんごめんね､､､待ったでしょ。(汗)｣

陽｢もーすんごい待ったよ〜・・・(汗)｣

み｢ごめん｡｡｡(汗)｣

陽｢せっかく来たのにー・・・｣

み｢いや、よく来たよね。びっくりよ。｣

陽｢だってー・・・(汗)｣

み｢優子がうるさかったんだ。｣

陽｢えっ、なんで分かったのーっ。(汗)｣

み｢いや、だって､､､はるちゃんの意思では来ないでしょ。
それに、問診票の感じからして、これ優子が書いたし。｣

陽｢えっ､､､！(汗)｣

全部、的中してるんだけどー・・・(汗)
なんでみなみはそんなことまで分かるのー､､､

み｢いやいやいや､､､驚かれても分かるよ。｣

陽｢なんでー､､､(汗)｣

み｢優子の言い回しとか、症状の感じとか。
絶対にはるちゃんは言わないだろうなーって。｣

陽｢もぉー・・・｣

み｢しかも微熱あるし。｣

陽｢それはたまたまだと思う。｣

み｢たまたまじゃないだろ・・・(苦笑)
待ってる時に体温て測った？｣

陽｢だって熱無いもんー。｣

み｢じゃあ今、測ってみて？｣

陽｢ないってばー､､､(汗)｣

看｢すみません。腋、失礼しますね・・・｣

陽｢あ・・・(汗)｣

抵抗しようと思ったけど、
隣に立ってた看護師さんに体温計を挟まれた・・・(汗)

み｢んー・・・｣

陽｢そんな真剣な顔しないで〜・・・笑っちゃう｡｡｡(笑)｣

み｢問診を読んで考えてんだよ｡｡｡
・・・って、もう笑ってるし｡｡｡(汗)｣

陽｢お医者さんやってるみなみ面白ーい。(笑)｣

み｢失礼だな。
看護師さん。とりあえずこの患者に注射を。｣

看｢え・・・｣

陽｢ちょっと､､､！ざんにん・・・！(汗)｣

──ピピピピ､､､

看｢注射は・・・しませんよね､､､？｣

み｢しないしない。(笑)
けど、体温計は鳴ったから取ってあげて？｣

看｢あっ、はいっ。(汗)｣

み｢何度？｣

看｢ 37.2℃です。｣

み｢変わらず微熱か・・・｣

なんか、真面目に医者をやってるみなみが本当に面白い。
というよりかは可笑しい・・・(笑)