私の姉はお医者さんPart72 (ページ21)

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朝のリビング3 ページ21

由紀side

あんな学校なら行きたくないな・・・なんて、
フツフツと思いながら気の進まない準備をしてたら、
あーちゃんが部屋に突っ込んできた。

由｢おはよう〜・・・普通あんな勢いで入ってくる？｣

麻｢由紀おはよう。(微笑み)｣

明｢みんな起きたよー。
・・・あのくらい大きい音を出して入れば、
鈍感な由紀だって起きるだろうって思ったの。｣

莉｢おはよーっ！｣

里｢おはようーっ､､､！｣

麻｢莉乃も里英もおはよう。(笑)｣

由｢鈍感じゃないし。そもそも、もう起きてたし。｣

明｢チンタラと準備してたくせに。｣

麻｢朝から言い合うのはそのくらいにして、
冷めないうちに朝ごはんを食べちゃったら？｣

明｢由紀と言い合ってるとストレス溜まるねー。
よいしょ・・・いただきます。｣

由｢なにそれ。・・・って・・・｣

私も席に着いて朝ごはんにしようとしたところで、
ふとソファで横になってるゆうちゃんが目に入った。

由｢ゆうちゃん。具合悪いの？｣

み｢ちょっとクラクラするって。｣

由｢クラクラするの､､､？｣

優｢・・・・・んぅ・・・ゆき。｣

由｢大丈夫？無理しないでね。｣

優｢んぅ・・・・・・・ぁりがと・・・｣

み｢お薬も頑張って飲んだんだもん。良くなるよ。(撫)｣

優｢・・・ん｡｡｡｣

麻｢由紀ー。ご飯を食べないと遅刻するんじゃない？｣

由｢あっ､､､うんっ。(汗)｣

莉｢由紀ちゃんおそーい。｣

里｢おそーぉーい。｣

由｢ちょっとゆうちゃんが心配だったの。｣

明｢遅刻しても知らないよ。ご馳走様。｣

食べ終わった茶碗を重ねて、
飲み物を飲み切って立ち上がったあーちゃん。
食器を抱えて颯爽とキッチンの方に消えてった。

由｢いただきます。
・・・ゆうちゃんの具合が悪いなら、
今日の授業参観は来れそうにないね。｣

麻｢優子が身体と相談して決めることだからね。｣

由｢無理されて倒れられたら嫌だもん。｣

麻｢あまり動かないで、
安静にしてた方が良いとは思うけどね。｣

由｢そうだよね。まりちゃんなら、止める？｣

麻｢優子に授業参観に行くって言われたら？｣

由｢うん。｣

麻｢それは優子の判断だから止めはしないけど、
無理をされてもね｡｡｡(苦笑)｣

ゆうちゃんが授業参観に来れないかもしれないと知って、
ちょっとホッとしちゃったのは内緒。