私の姉はお医者さんPart72 (ページ19)

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朝のリビングページ19

麻里子side

朝ごはんを作り終えて、
ダイニングテーブルにセッティングをしていたら、
みなみと明日香が揃ってリビングに入ってきた。

み｢おはようー。｣

明｢おはよう。｣

麻｢みなみも明日香もおはよう。
朝ごはん、もう少し待っててね。(微笑み)｣

み｢さんきゅー。｣

明｢なら、里英と莉乃を起こしてこようかな。｣

麻｢由紀もまだ寝てるようなら起こしてあげて？｣

明｢由紀は自分で目覚ましをかけてるでしょ。｣

麻｢それでも寝坊しちゃ可哀想でしょ。｣

明｢それも自分の責任でしょ。
・・・ま、一応、様子は見てくる。｣

麻｢ありがとう。よろしくね。(微笑み)｣

み｢はるちゃんは起きてくるかなぁ・・・｣

さり気なく人数分のコップに飲み物を注いでくれて、
手伝ってくれてるみなみがボソッと呟いた。

麻｢今日は当直らしいから、
もしかしたら昼くらいまで寝てるかもね。｣

み｢大丈夫かなー・・・｣

麻｢心配は心配だけど陽菜も大人だから、
しんどくなったら自分から訴えてくるでしょ。｣

み｢んー・・・ならいいんだけど､､､｣

麻｢辛い思いはして欲しくないけどね。｣

み｢そこなんよなぁ・・・｣

？｢・・・だれか、具合わるいの・・・？｣

麻｢あら優子おはよう。(微笑み)｣

み｢優子おはよう。はるちゃんのことよ。｣

優｢ぁぁ、はるちゃん・・・大丈夫そう・・・？｣

み｢どうかねー､､､って話してたんよ。｣

優｢そっか・・・・・・・・・はぁ・・・｣

麻｢優子､､､？｣

み｢優子。大丈夫？(汗)｣

リビングに入ってきた優子と話してたら聞こえてきた溜息。
その声に振り向いて優子に目を向けたら、
今しがたソファに横になってた。

み｢ゆうちゃん？(汗)｣

優｢・・・んぅ・・・｣

麻｢みなみ。ちょっと傍に行ってあげて？｣

み｢うん。(汗)
ゆうちゃんー・・・大丈夫ー・・・？｣

優｢ん・・・ちょっと、気分、わるい・・・｣

み｢大丈夫かー・・・(撫)
起きてこないで呼んでくれたら良かったのに｡｡｡｣

優｢・・・ょんだじゃん・・・｣

み｢え､､､(汗)｣

優｢でんわ・・・したのに・・・っ・・・ーっ､､､｣

朝ごはんを並べる手を止めて、
急いでゴミ箱と優子用の服薬セットを用意した。
会話は出来てるけど、辛そうな表情をしてる。