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内科病室 ページ48

麻里子side



陽菜に伝えるだけ伝えて優子の病室の前で待ってたら、
陽菜が慌てた様子で廊下の向こうから走って来た。



麻 「 早かったわね。ありがとう。」



陽 「 ハァハァっ、、、優子はっ・・・(汗)」



麻 「 そんなに急いでくれなくても良かったんだけど、、、(笑)
ありがとう。すぐ来てくれて。」



陽 「 え・・・?(汗)」



麻 「 え?」



陽 「 ゆ、優子、、、吐いた、って・・・(汗)」



麻 「 そうなのよ。
お昼ご飯の前に漢方を飲んで貰おうとしたら、
飲み込もうとした時に吐いちゃって、、、(苦笑)」



陽 「 え・・・そうなの?(汗)」



麻 「 具合的には問題はないんだけどね。。。(苦笑)」



陽 「 え、、、吐いた、って・・・薬を、って、、、こと、、、?(汗)」



麻 「 うん。今は落ち着いてるんだけど、、、
ほら、バイタルも教えたでしょう?」



陽菜には電話で聞かれた時にちゃんとバイタルを答えた。
至って普通に安定したバイタルだったから、
慌ててる陽菜が来た私の方が気圧されてる。



陽 「 そうだけど、、、後遺症とか・・・病変とか、、、(汗)」



麻 「 全く。それは大丈夫。(微笑み)」



陽 「 なんだ・・・(ホッ)」



麻 「 漢方を吐いちゃったから陽菜に伝えなきゃと思ったの。
優子、勇気を振り絞って頑張って飲もうとしてくれてたから、
吐いちゃってかなり疲れて滅入っちゃって、、、」



陽 「 そうだよね。。。今、状態は?」



麻 「 看護師さんに輸液で調整してもらってる。
ほら、陽菜から事前に指示を出してもらってたやつ。」



陽 「 あ、そっか。。。(ホッ)」



優子の腕にはまだ点滴が留置してあったから、
そのルートに予め陽菜から指示を貰ってた通りに、
看護師さんにメイロン静注液を入れてもらってる。



麻 「 優子に申し訳なくて・・・何とかならないかな。」



陽 「 五苓散顆粒は当分続けて貰うつもり。
これを変えるつもりはないかな・・・」



麻 「 そうなのね。。。」



陽 「 錠剤で薬をあげる方が優子は怖いはずだから。」



麻 「 けど、、、吐いたのよ。。。」



陽 「 漢方だもん。癖は強いお薬だし。
ちょっと優子の様子を見てちゃんと説明してくる。」



麻 「 うん。。。」



陽 「 まりちゃんは仕事に戻っていいよ。
ケアは私がしっかりして向き合うから。」



微笑む陽菜に心強い妹だなって感じつつ、
私も仕事が迫ってるからそっちに向かうことにした。

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美優 - リクエストにに応えてありがとうございました (10月25日 18時) (レス) @page42 id: d871d846c4 (このIDを非表示/違反報告)
( ル▽ル)(プロフ) - 優子が復帰してから、由紀が救急車で運ばれてきて、ICUで治療する話がみたいです。 (10月19日 11時) (レス) id: 65469d23f0 (このIDを非表示/違反報告)
🥕 - いつも楽しく読ませてもらってます。他に作品の更新も楽しみにしています😁 (10月3日 17時) (レス) id: 7a8d477b4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優菜 | 作成日時:2023年10月2日 18時

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