学校4 ページ44
由紀side
私が振り返った瞬間に、
みんなが一斉に私から視線を逸らしてバラけた。
バツが悪そうにするなら何もしなきゃいいのに・・・
──キーン､､､コーン､､､カーン､､､コーン､､､♪
先生 「 では、社会の授業を始めますよ〜。」
由 「 ぁ・・・先生。」
先生 「 由紀ちゃんどうしたの？」
由 「 地図帳と資料集が無くて・・・
もしかしたら持って帰って行っちゃったのかもしれません。」
先生 「 置き勉はしてなかったの？」
由 「 してたはずなんですけど､､､無くて｡｡｡(汗)
無くしちゃったかもしれないので、家で探してみます。」
先生 「 みんな〜。由紀ちゃんの地図帳と資料集、
無いみたいだから探してあげて見つけたら教えてください。」
先生がみんなに向けて言葉を発した瞬間、
今まで私が先生と話して面白そうにザワザワしてたのに、
ピタッと静かになった。
�� 「 無くしちゃったってことっすか？」
先生 「 まだ分からないけど無いみたいなので、
良かったら協力してあげてください。」
�� 「 はーい。探してみまーす。」
☆ 「 私もー。ロッカーに入れてたなら、
教室のどっかにあるかもしれないしー。」
〇 「 確かにっ。まさか隠すとか無いしね〜。(笑)」
�� 「 みんな仲良いんだから隠すはずないだろー。(笑)」
先生 「 助け合うのがお友達ですからね。」
�� 「 当たり前っす。
今日は俺が見せますよ。隣なんで。」
先生 「 あらありがとう。�，�んよろしくね。」
△ 「 でも学校にはないんじゃないかなー。
真面目だし、休んでる間に勉強するために持って帰ったとか。」
□ 「 あーありそう！」
先生 「 持って帰った記憶はあるの？」
由 「 いえ・・・(汗)」
先生の前ではみんな普通を装うというか・・・
さっきまでコソコソ言ってたのが嘘みたい。
どっちが本当なの・・・意味わかんない。
先生 「 とりあえず授業を始めましょう。
由紀ちゃんは机に戻って？今日は見てもらってね。」
由 「 はい・・・」
〇 「 私、休み時間と掃除の時間に探そ〜。」
先生 「 〇ちゃん優しいわね。仲良いしよろしくね。」
〇 「 うげ､､､仲良くないし・・・気持ち悪､､､(ﾎﾞｿ)」
由 「 っ・・・(震)」
私が机に戻って座った途端、
私に聞こえて教卓の先生には聞こえないくらいの声量で、
ボソッと囁いてきた､､､
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美優 - リクエストにに応えてありがとうございました (10月25日 18時) (
レス) @page42 id: d871d846c4 (このIDを非表示/違反報告)
( ル▽ル)(プロフ) - 優子が復帰してから、由紀が救急車で運ばれてきて、ICUで治療する話がみたいです。 (10月19日 11時) (レス) id: 65469d23f0 (このIDを非表示/違反報告)
🥕 - いつも楽しく読ませてもらってます。他に作品の更新も楽しみにしています😁 (10月3日 17時) (レス) id: 7a8d477b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優菜 | 作成日時：2023年10月2日 18時
