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外科病室4 ページ35

陽菜side



五苓散エキス顆粒は独特な風味で有名だからね。
漢方だから当たり前っちゃ当たり前だけど、
優子は漢方すら飲みなれてないから手強い相手かも。



陽 「 もし食欲が湧かなそうだったら、
食べられる分だけでいいからね。」



優 「 ・・・なんか・・・口直しがほしい・・・」



陽 「 逆に〜?(笑)」



優 「 ぅん・・・まっずい・・・(笑)」



陽 「 そうだよねぇ、、、」



優 「 たぶんね・・・慣れないと思う・・・(苦笑)」



陽 「 無理しなくて大丈夫だよ〜。(微笑み)」



優 「 ぅん・・・」



陽 「 不味さとかの前に、すっごい怖いでしょ。(撫)」



優 「 ・・・ぅん・・・」



陽 「 だから無理しなくていいよ。(撫)」



漢方に慣れる云々の前に、
優子が薬とされる物に心身的恐怖を抱かずに向き合うなんて、
それの方が無理難題だと思う。



──トントン、、、ガラガラ、、、



麻 「 失礼しますー・・・」



陽 「 あっ、まりちゃん来た〜。」



麻 「 あら、陽菜居たの。」



陽 「 五苓散エキス顆粒を飲んで貰ってたんだー。」



麻 「 飲めた?不味かった?(苦笑)」



優 「 ・・・まずかった、、、(コクン)」



陽 「 そうなんだよねぇ、、、(苦笑)」



麻 「 でも飲めて良かった。
頑張ってくれてありがとう。(微笑み)」



優 「 ・・・ぅん。。。(笑)」



陽 「 夜ご飯だ〜。いいなーお腹すいた〜。
私もそろそろ帰ろ〜。」



麻 「 陽菜もお疲れ様。ありがとう。」



優 「 夜ご飯だ・・・(笑)」



麻 「 食べられそうなだけでいいからね。」



優 「 ぅん・・・いただきます。。。」



陽 「 あ、まりちゃん。」



麻 「 うん?」



優子が上体を起こして嬉しそうに夜ご飯を食べ始めたから、
少し小声でまりちゃんに話しかけた。



陽 「 一応、飲んだから。しっかり見といて。(コソ)」



麻 「 あ、、、薬?(コソ)」



陽 「 うん。大丈夫だと思うけど、絶対はないから。(コソ)」



麻 「 わかってる。(微笑み)」



陽 「 少しでも変化があったら教えて?」



優 「 ・・・何話してるの・・・?」



陽 「 明日の退院の打ち合わせだよ〜。
じゃあ優子また明日ね。バイバイ。(笑)」



優 「 ぅん・・・ばいばい。(微笑み)」



陽 「 じゃ、まりちゃんもまた後でね〜。」



優子に手を振った後、まりちゃんにも手を振って、
優子の病室を出て退勤するために更衣室に向かった。

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美優 - リクエストにに応えてありがとうございました (10月25日 18時) (レス) @page42 id: d871d846c4 (このIDを非表示/違反報告)
( ル▽ル)(プロフ) - 優子が復帰してから、由紀が救急車で運ばれてきて、ICUで治療する話がみたいです。 (10月19日 11時) (レス) id: 65469d23f0 (このIDを非表示/違反報告)
🥕 - いつも楽しく読ませてもらってます。他に作品の更新も楽しみにしています😁 (10月3日 17時) (レス) id: 7a8d477b4b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優菜 | 作成日時:2023年10月2日 18時

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