私の姉はお医者さんPart70

リビング ページ29

明日香side



りのりえを迎えに行ったら思いっきり遊び倒したのか、
服とかが土で汚れてたから先に2人をお風呂に入れた。



莉 「 出たーっ。」



里 「 さっぱりした〜。(笑)」



明 「 さっぱりした？良かった。(笑)
飲み物入れて置いたから飲んでね。」



莉・里 「 うん！」



明 「 お昼は食べて来たんだよねー・・・
おやつはどうする？お腹すいてる？」



里 「 どんぐり！」



明 「 森林公園でお友達と拾ってきたやつなら、
そこに置いといたよ。」



里 「 どんぐりって美味しい？」



明 「 どんぐりは食べるものじゃないと思うよ｡｡｡(苦笑)」



里 「 でも、栗さんだよねー???」



明 「 どうなんだろう｡｡｡(苦笑)
食べない方が身のためだと思うよ。」



どんぐりなんて食べようとも思わないわ｡｡｡(苦笑)
放置しておいたら虫が沸いたりするくらいだし。



──ガチャ､､､



？ 「 ただいまー。」



莉 「 あっ、ゆっきちゃーだーっ。」



明 「 え、由紀???」



由 「 ただいまー。」



明 「 わ、由紀。早いじゃん。(驚)」



由 「 早きゃ悪かった？」



明 「 いや、もう少し、
ゆうちゃんと過ごしてくるかと思っただけ。」



由 「 ゆうちゃんといーっぱい話したよ。」



明 「 良かったね。」



由 「 うんっ。ゆうちゃんも楽しそうだった。
あっ､､､ゆうちゃん、明日には退院出来るんだって〜。」



明 「 え、ほんと？また嘘言ってるんじゃないよね？」



由 「 あーちゃん酷い。」



明 「 もう大丈夫ってこと???」



由 「 わかんないけど､､､どうなんだろぅ｡｡｡
でもゆうちゃんが帰ってくるの楽しみだな〜､､､♪」



何故かテンションの高い由紀はウキウキそうにしてる。
ゆうちゃんと会えたことが余程嬉しかったのかな。



明 「 お姉ちゃんたちには会った？」



由 「 ううんー。」



明 「 帰ってくるの遅いかな・・・夜ご飯どうしよっか。」



由 「 え、結局あーちゃんが作るの？」



明 「 なによ。悪い？」



由 「 いや、あんなに怒ってるのに｡｡｡」



明 「 働いて帰ってくるんだからお腹すいてるでしょ。
温かいご飯くらいなくちゃ寂しいでしょ・・・」



由 「 ・・・なんか・・・結局、優しいよねあーちゃん。」



明 「 なんか。とか、結局。とか、
全然褒めて貰ってるような感じがしないんだけど。」



怒ってはいるし、怒ってたけど。
それとご飯作りの話は関係が無いような気がして・・・

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