私の姉はお医者さんPart66 (ページ25)

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本当､､､？3 ページ25

陽菜side

日勤への引き渡しも終えて、
昨日やり損ねた仕事も片付けて退勤したから、
私服に着替えてから由紀の病室の方に向かった。

〜廊下〜

玲「あっ､､､！陽菜先生っ。」

珠「居たっ､､､！」

陽「えーっと､､､玲奈ちゃんと珠理奈ちゃんだー。(笑)
こんにちは。病院に来てたの？」

玲「予防接種を受けて由紀に会ってたんです。
もう、予定があって帰るんですけど・・・(苦笑)」

陽「わざわざ会ってくれてありがとう〜。
私もこれから由紀に会いにいく予定。(笑)」

珠「そっかぁ､､､！良かった！」

玲「ぜひ、すぐ会いに行ってあげてくださいっ。」

陽「すぐ行くよ〜。(笑)
2人も気をつけて帰ってね〜。」

廊下の端で2人に手を振って見送った。
由紀に会うって言ったら詰め寄る勢いで声が返ってきたから、
若干気圧されたけど・・・(苦笑)

〜由紀病室〜

──トントン､､､

陽「入るよー。」

「・・・・・・・・・・・」

陽「・・・あれ､､､？寝てるかな､､､」

──ガラガラ､､､

陽「由紀ー・・・入るよ〜・・・」

由「・・・・・・・・・・・」

陽「・・・由紀､､､？おはよう。どうしたの？」

由「・・・・・・・・・・・ぁ・・・はるちゃん・・・」

陽「やっと気付いた〜。どうしたの？何してたのー？」

由「・・・・・・・・・ぅん・・・」

陽「うんじゃなくてー。」

由「・・・・・・・・・・・はる、ちゃん・・・」

陽「強ばってどうしたのー？」

返事も無いし控え気味に病室に入ったら、
顔から感情が消えて放心状態な由紀がベッドの上に居た。

由「・・・・・・・ゆうちゃん・・・・・ほんと・・・？」

陽「え、なにがー???」

由「うそ・・・なの・・・？ゆうちゃん・・・」

陽「あ、優子？」

由「ほんと・・・？ほんと・・・なの・・・」

陽「えっ、由紀。優子のこと誰かから何か聞いたの？」

由「ほんと・・・・・・？」

陽「誰から何を聞いたの？」

由「・・・れな、と・・・じゅりな・・・
ゆうちゃん・・・・・ほんと・・・・・？」

陽「あ・・・その2人から聞いたんだ。そっか｡｡｡
本当は私から伝えようと思ってたけど遅かったね､､､
変な思いさせちゃってごめんね｡｡｡」

まだ由紀は何も知らないと思ってたけど、
玲奈と珠理奈ちゃんから何となく聞いちゃってたんだね｡｡｡