私の姉はお医者さんPart66

お見舞い ページ21

由紀side



朝ごはんもお昼ご飯も不味いまま・・・(苦笑)
ただベッドの上でゴローンってして時間が過ぎるのを待つ、
それだけしかやる事がなくて退屈で仕方ない。



由 「 やることないし・・・はぁ､､､」



──トントン､､､



由 「 はぁい。」



──ガラガラ､､､



玲 「 由紀ーっ。来たよーっ。」



珠 「 由紀ーーーっ。(笑)」



由 「 ぇっ､､､なにしてんの・・・(驚)」



珠 「 なにって！お見舞いだよ！」



由 「 あー､､､お見舞い・・・(笑)」



珠 「 反応うっすっ！」



由 「 なんでよ､､､急に・・・(笑)」



玲 「 サプライズだよ？
一応、来る前に由紀にメールはしたけど。(笑)」



珠 「 そうだよっ。見てないのが悪いっ。」



基本的にはベッドの上で横になって過ごせ。なんだから、
もう最近はあんまりスマホすらいじってないんだもん。
勝手に悪者扱いされちゃあ困る｡｡｡



由 「 なんで来たの？珍しいじゃん。」



玲 「 由紀が長期入院で心配だからだよ。」



珠 「 それと、暇してるだろーなーって。ねっ。(笑)」



玲 「 たまには相手しに行こうって珠理奈が。(笑)」



玲 「 玲奈もいいねって言ったじゃんっ。」



由 「 楽しそうでいいねー｡｡｡(笑)」



玲 「 ま、本当の理由は予防接種なんだけど。(苦笑)」



珠 「 ついで。どっちがついでだって話しだけど。(苦笑)」



由 「 私はついででいいよ・・・(笑)」



玲 「 インフルの予防接種だけど2回目も痛かったぁ､､､」



予防接種だって注射だもん。痛いに決まってる。
よくそんなもんを打とうと思えるよ｡｡｡(苦笑)



珠 「 でも由紀、びっくりしたよ。
まぁ由紀が案外普通そうでちょっと安心したけど。」



玲 「 たしかに。由紀、もっと戸惑って、
メンタルやられてるかと思ったけど｡｡｡」



由 「 え・・・なんのこと､､､？」



珠 「 ゆうちゃんのことだよっ！」



由 「 ぁぁ、ゆうちゃん｡｡｡
ゆうちゃん如きで私がメンタル殺られる？有り得ないよ。」



玲 「 いやでも、いつも嫌味言ってる由紀だって、
本当はゆうちゃんの事が大好きじゃん。」



珠 「 私が由紀の立場で姉が緊急入院なんてなったら、
流石に精神的にやられて吐くなぁ・・・(汗)」



玲 「 私も｡｡｡ゆうちゃんも可哀想っていうか､､､大変｡｡｡」



あれ､､､？なんか話が違う､､､？
ゆうちゃんは調子が崩れて長期休みを取ってるんだよ。

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