異変 ページ2
麻里子side
病院に電話をしてリビングに戻ってきたら、
優子がソファの上でぐったりした状態で嘔吐を繰り返してた。
麻 「 体温は？・・・ぇっと､､､37.4℃､､､(汗)」
み 「 測ってたの､､､？」
麻 「 バイタル測って、
それ待ってる間に119番で救急車呼んでくれる？」
み 「 え､､､(汗)」
麻 「 いいから早くっ。
私、明日香に伝えて着替えてくるから。(汗)」
み 「 あ、う、うん､､､(汗)」
麻 「 もし意識レベルが下がって意識障害が出てきたら、
窒息と誤嚥を防ぐために気道確保だけはしておいて。(汗)」
み 「 う、うん､､､ねぇ､､､(汗)」
麻 「 大丈夫じゃないかもしれないから急いで。(汗)」
片麻痺に嘔吐・・・諸々考えても緊急性しかない。
ありとあらゆる想定をして頭をフル回転させながら、
大部屋のある3階に駆け上がった。
〜大部屋〜
麻 「 はぁはぁっ､､､明日香っ。起きてっ。」
明 「 ・・・・・おきてる、けど､､､(ｺｿ)」
麻 「 緊急事態だからよく聞いて。(汗)」
明 「 え､､､うん､､､どうしたの？」
麻 「 優子の容体が急変したの。今、救急車を呼んでる。
このまま病院に連れてって検査するから家をよろしく。
みなみも連れてくから明日香、一晩は頼むね。(汗)」
明 「 え・・・え､､､(驚)」
麻 「 嫌な予感がするの。今日は帰って来れないと思う。
ごめんなさいね、明日香に頼ってばかりで。」
明 「 いや､､､え・・・ゆうちゃん､､､(驚)」
麻 「 検査次第だけど、緊急オペになる可能性もある。
そしたらまた連絡はするから出来るなら起きてて欲しい。」
急を要して電話せざるを得ない事も十分に考えられる。
こういう役回りばかりを明日香に担わせちゃって、
本当に申し訳ないけど、今はその方法しかない。
明 「 ・・・私はココに居るから､､､
まりちゃん。絶対、ゆうちゃんを助けてね。(汗)」
麻 「 よろしくね。」
明 「 うん､､､(汗)」
〜リビング〜
麻 「 みなみ。どうなった？」
み 「 救急車呼んだよ。すぐ来てくれるって。
症状を伝えたら動かさないで傍に着いててって､､､(汗)」
麻 「 脳の関係が高いと思う。だから車で連れてくのはね､､､
優子ーっ。今、救急車が来てくれるからねっ。(ﾄﾝ)」
まだ時折嘔吐を繰り返してて震える優子の体を、
優しく摩りながら声をかけ続けた。しっかりして､､､
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作者名：優菜 | 作成日時：2023年5月2日 13時
