私の姉はお医者さんPart61

ナースステーション ページ5

梅ちゃんside



私でも優子に突き放されちゃったからなぁ・・・
今の優子には何を言ってもダメそうだったし｡｡｡



梅 「 はぁ・・・佐江ー､､､ともーみー､､､」



佐 「 おっ、お疲れー。どしたー？」



と 「 どうしたー？」



佐 「 由紀ちゃんなら無事に発作も治まって、
さっき病室に戻すことが出来たので御安心を。(笑)」



梅 「 そっか。良かった｡｡｡(笑)」



佐 「 優子にも連絡したんだけどさぁ､､､見事に返信なし。」



梅 「 優子、オペ担入ってるって言ってたよ。」



佐 「 まじかー､､､って､､､会った､､､!?」



と 「 会ったの？優子、どうだったっ？」



梅 「 そのことを言おうと思って､､､(苦笑)」



佐 「 おうおうおう､､､」



梅 「 全然ダメ。何にも視界に入ってない。」



佐・と 「 はぁ､､､」



優子の身と心に少しは寄り添えてるつもりだったのになぁ､､､
あんなに一杯一杯な状態で仕事なんて出来てるのかな。



梅 「 由紀ちゃんは？なんか言ってる？」



佐 「 由紀ちゃんもなぁー､､､全然怒ってるから。」



梅 「 そっか､､､」



と 「 本当に嫌になっちゃった感じみたいだよ。」



梅 「 相当、優子に見放された感あるんだろうね｡｡｡
距離を感じちゃったっていうかさ､､､」



佐 「 まぁ｡｡｡」



梅 「 結構トゲのあること言われたんでしょ？
由紀ちゃんも辛かっただろうし｡｡｡」



と 「 優子を許してたまるか、って感じだったよ。」



梅 「 多分、優子もそんな感じなんだと思う。」



佐 「 もう迷宮入りじゃんかよー・・・」



お互いが怒ってて平行線のまま時が経てば、
もっとギクシャクして修復は難しくなっちゃいそう｡｡｡
それはお互いにとって可哀想だし私たちとしても避けたい。



梅 「 はぁ､､､どーしたらいいんだろう｡｡｡
私たちが変に介入しても火に油を注ぐだけなんだろうけど、
それは分かってるけど・・・うーん､､､」



佐 「 このまま傍観してろって？」



梅 「 そうは言ってないよ､､､けどさ・・・」



と 「 元の微笑ましい絶対的な関係に、
もう戻ることって不可能なのかな・・・」



？ 「 こんにちは〜。なんか暗い雰囲気ですね〜。」



佐・と・梅 「 え､､､？」



陽 「 こんにちは〜。(笑)」



入り口に背を向けて3人で話してたから、
声がして振り返ったらはるちゃんが手を振ってた。

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