決意 ページ33
梅ちゃんside
ボロボロでガタのきてる優子にいつ声を掛けるか。
ずっとタイミングを見計らってたけどきっと今しかない。
廊下に出たとこの優子に声を掛けることにした。
梅 「 よし、、、」
〜廊下〜
梅 「 ゆーうーこっ。」
優 「 ビクッ)っ、、、ゲホッ、ケホッケホッ、、、(汗)」
梅 「 お疲れ様。優子。(笑)」
優 「 お、つかれ・・・ゲホゲホ、、、(汗)」
梅 「 優子、仕事終わってるよね?」
優 「 え、まぁ、、、え・・・?(汗)
ごめん、、、また何かやり残してる事とかミスとかあった?」
梅 「 ううん。何もないから一緒に上がらない?(笑)」
優 「 え・・・(汗)」
梅 「 そんなの持って仮眠室行かないでさ。
一緒に私の家に帰って、温かい家で休もう。(微笑み)」
実は用意してる時にチラッと確認したから、
優子が今隠し持ってる薬剤が睡眠薬の錠剤で、
点滴セットが栄養剤輸液なのは既に分かってる。
優 「 ゲホゲホ・・・ケホッ、、、やめてよ、、、ひやかさないで、、、」
梅 「 優子。帰るよ。(ギュ)」
優 「 はなしてっ、、、(汗)」
梅 「 離さない。」
優 「 なんでっ、、、やめてっ・・・ゲホッ、ケホッ、、、(汗)」
梅 「 いつまでそうやってるつもりっ。帰るよっ。」
優 「 っ・・・や、めて・・・(汗)」
梅 「 やめない。帰るの。
ちゃんと、家で、ベッドで休もう。」
優 「 ・・・・・・・・っ、、、っ・・・はっ・・・(汗)」
梅 「 よいしょ・・・帰ろう。。。ね。。。(撫)」
優 「 ・・・・・・・ん・・・」
観念したのか、諦めたのか・・・
優子が倒れる様にして体を預けてきたから抱き抱えた。
優 「 ゲホゲホ、、、ケホッ・・・も、ちから・・・はいんない、、、」
梅 「 うん。いいよ。私が支えるから・・・」
優 「 ・・・・・ん・・・」
梅 「 ゆっくりね。大丈夫だから。(撫)」
優 「 ・・・ん、、、っ、、、ゲホッ・・・ゲホゲホッゲホッ、、、」
梅 「 よしよし・・・(撫)」
〜5分後・更衣室〜
梅 「 座って着替えてて?
私、その薬剤と点滴セット片付けて来ちゃうから。」
優 「 でも・・・ゲホッ、ケホケホッ・・・」
梅 「 温かいご飯食べて、温かいお風呂に入って、
温かい布団に入って、暖かくして一緒に寝よう。(微笑み)」
薬とか栄養剤に頼らなくても、
十分良くしていける余地はあるはずだから。
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五月雨 - とても面白いです!可能であれば、前のように1日2.3回更新して欲しいです!無理のない範囲で出来る日だけでも良いのでいかがでしょうか(>_<) (2023年1月8日 22時) (レス) id: c699de19c9 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 優子先生が心から笑える日が来ますように💦ゆきちゃんも優子ちゃんの気持ち理解してくれると良いな。優子ちゃんお姉ちゃん達になら心開いてくれないかな、、、 (2022年12月21日 19時) (レス) id: 2baa9a0bc4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴか - コメントは久しぶりですがいつも楽しく読ませて貰ってます!続きが楽しみです^ ^ (2022年12月19日 19時) (レス) id: 8182eca437 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優菜 | 作成日時:2022年12月16日 20時