検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:9,204 hit

決意 ページ33

梅ちゃんside



ボロボロでガタのきてる優子にいつ声を掛けるか。
ずっとタイミングを見計らってたけどきっと今しかない。
廊下に出たとこの優子に声を掛けることにした。



梅 「 よし、、、」



〜廊下〜



梅 「 ゆーうーこっ。」



優 「 ビクッ)っ、、、ゲホッ、ケホッケホッ、、、(汗)」



梅 「 お疲れ様。優子。(笑)」



優 「 お、つかれ・・・ゲホゲホ、、、(汗)」



梅 「 優子、仕事終わってるよね?」



優 「 え、まぁ、、、え・・・?(汗)
ごめん、、、また何かやり残してる事とかミスとかあった?」



梅 「 ううん。何もないから一緒に上がらない?(笑)」



優 「 え・・・(汗)」



梅 「 そんなの持って仮眠室行かないでさ。
一緒に私の家に帰って、温かい家で休もう。(微笑み)」



実は用意してる時にチラッと確認したから、
優子が今隠し持ってる薬剤が睡眠薬の錠剤で、
点滴セットが栄養剤輸液なのは既に分かってる。



優 「 ゲホゲホ・・・ケホッ、、、やめてよ、、、ひやかさないで、、、」



梅 「 優子。帰るよ。(ギュ)」



優 「 はなしてっ、、、(汗)」



梅 「 離さない。」



優 「 なんでっ、、、やめてっ・・・ゲホッ、ケホッ、、、(汗)」



梅 「 いつまでそうやってるつもりっ。帰るよっ。」



優 「 っ・・・や、めて・・・(汗)」



梅 「 やめない。帰るの。
ちゃんと、家で、ベッドで休もう。」



優 「 ・・・・・・・・っ、、、っ・・・はっ・・・(汗)」



梅 「 よいしょ・・・帰ろう。。。ね。。。(撫)」



優 「 ・・・・・・・ん・・・」



観念したのか、諦めたのか・・・
優子が倒れる様にして体を預けてきたから抱き抱えた。



優 「 ゲホゲホ、、、ケホッ・・・も、ちから・・・はいんない、、、」



梅 「 うん。いいよ。私が支えるから・・・」



優 「 ・・・・・ん・・・」



梅 「 ゆっくりね。大丈夫だから。(撫)」



優 「 ・・・ん、、、っ、、、ゲホッ・・・ゲホゲホッゲホッ、、、」



梅 「 よしよし・・・(撫)」



〜5分後・更衣室〜



梅 「 座って着替えてて?
私、その薬剤と点滴セット片付けて来ちゃうから。」



優 「 でも・・・ゲホッ、ケホケホッ・・・」



梅 「 温かいご飯食べて、温かいお風呂に入って、
温かい布団に入って、暖かくして一緒に寝よう。(微笑み)」



薬とか栄養剤に頼らなくても、
十分良くしていける余地はあるはずだから。

家→←夜の病院



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
設定タグ:AKB , 姉妹 , 医者
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

五月雨 - とても面白いです!可能であれば、前のように1日2.3回更新して欲しいです!無理のない範囲で出来る日だけでも良いのでいかがでしょうか(>_<) (2023年1月8日 22時) (レス) id: c699de19c9 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 優子先生が心から笑える日が来ますように💦ゆきちゃんも優子ちゃんの気持ち理解してくれると良いな。優子ちゃんお姉ちゃん達になら心開いてくれないかな、、、 (2022年12月21日 19時) (レス) id: 2baa9a0bc4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴか - コメントは久しぶりですがいつも楽しく読ませて貰ってます!続きが楽しみです^ ^ (2022年12月19日 19時) (レス) id: 8182eca437 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:優菜 | 作成日時:2022年12月16日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。