主治医2 ページ19
優子side
今、私がまた由紀と相対すれば、
きっと頭ごなしに由紀を傷付けて責める事を言っちゃう。
優 「 ｹﾞﾎｹﾞﾎ・・・離れた方がいいと思って・・・」
佐 「 優子がそう思うなら。否定はしないよ。」
優 「 ・・・私、ダメだなぁって､､､
なんかもう、全部の事に焦ってる・・・」
佐 「 あんまおっつめ過ぎない方がいいよ。
ただでさえ優子は強いわけじゃないんだから。」
優 「 ごめん・・・」
佐 「 なにが。(笑)」
優 「 ごめん､､､」
佐 「 たとえ仕事だったとしても、
辛いなら休んだり避けたり選んだりしなよ？」
優 「 出来るわけある？」
そんなの自分が1番許せないと思う。
自分に仕事がある以上、全うしたいしやり遂げたい。
佐 「 まぁーなぁ､､､
由紀ちゃんから1回離れるのは否定はしないけど、
いづれは解決しなきゃいけない関係なんだから。」
優 「 それは・・・そうだと思う｡｡｡」
佐 「 あんまガンコになってると、
取り返しつかなくなっちゃったら悔いが残るだろし。」
優 「 そうかもね｡｡｡ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､それでさ、佐江。」
佐 「 うん？」
優 「 一旦でもいいから、
佐江が由紀の担当をしてくれない？」
佐 「 は???」
優 「 主治医。みたいな・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､」
佐 「 ｹﾞﾎｯ､､､！ｹﾎｹﾎｯ､､､(汗)
みたいな、ってなんだよっ､､､！はぁっ､､､???」
優 「 ほんとに。」
佐 「 待て待て待て。(汗)」
優 「 私としても信頼出来る人に任せたいし。」
佐 「 しんら・・・それはありがと､､､(苦笑)
だけどねそれは良くないよ。由紀ちゃんに佐江って､､､」
やっぱり信頼できる佐江ちゃんだったとしても、
こんなお願いを聞いてくれるわけないよね｡｡｡
佐 「 由紀ちゃんのため、ってなるかなぁ､､､佐江で？」
優 「 絶対に無碍に扱わないって思える。」
佐 「 しないけどっ､､､(汗)」
優 「 こんなお願い、真剣にしてるなんて・・・
私ってほんとバカ。最低・・・失格だよね｡｡｡」
佐 「 それだけ優子が限界ってことはわかった。
心身共に疲れてんでしょ？気持ちも分かる。」
優 「 ごめんなさい｡｡｡」
佐 「 いや、謝んなくたっていいよ。
・・・・・・・・ま、わかったよ｡｡｡考えてみる。」
納得をして、って事では無さそうだけど、
頷いてくれた佐江ちゃんに心から頭を下げた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
五月雨 - とても面白いです！可能であれば、前のように1日2.3回更新して欲しいです！無理のない範囲で出来る日だけでも良いのでいかがでしょうか(>_<) (2023年1月8日 22時) (
レス) id: c699de19c9 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 優子先生が心から笑える日が来ますように💦ゆきちゃんも優子ちゃんの気持ち理解してくれると良いな。優子ちゃんお姉ちゃん達になら心開いてくれないかな、、、 (2022年12月21日 19時) (レス) id: 2baa9a0bc4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴか - コメントは久しぶりですがいつも楽しく読ませて貰ってます！続きが楽しみです^ ^ (2022年12月19日 19時) (レス) id: 8182eca437 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優菜 | 作成日時：2022年12月16日 20時
