私の姉はお医者さんPart59

朝の病室2 ページ29

優子side



もう寒くなってきてるから、
手でチェストピースを温めてから由紀の胸に当てた。



優 「 スー・・・・・・・ハー・・・・・・」



由 「 ・・・・・・スゥ・・・・・ハァ・・・」



優 「 ・・・・・・うん｡｡｡ありがとう。」



由 「 ・・・・・・どんな音､､､？」



優 「 元気な音だよ。(笑)
・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､苦しくない？大丈夫？」



由 「 ぅん・・・・・・」



優 「 お口、あーんて開けられる？」



由 「 ・・・ああ・・・・・・・」



優 「 ・・・・・・んー・・・・・・・はいありがとう。」



由 「 ・・・ぉわった､､､？」



優 「 終わりだよ。ありがとう。(笑)」



由 「 ・・・しごと、もどれば・・・？」



優 「 なーんでそんな素っ気ない事言うの。(笑)」



それに由紀の診察も仕事のうちなんだけどな。
診察をする限り気になる点はないのに、
謎にご機嫌ナナメなのが気になる｡｡｡(苦笑)



優 「 今日の午後、里英と莉乃が予防接種で来るんだ。
ココに顔を出すように教えておくね。(微笑み)」



由 「 ・・・・・・・ふぅん・・・」



優 「 じゃ、また来るね｡｡｡(微笑み)
よいしょ・・・のんびり休んで過ごしててね。(撫)」



由 「 ・・・・・・・・ん・・・」



優 「 ・・・由紀。」



由 「 なに｡｡｡はやく、いけばいいじゃん・・・・・」



優 「 あぁ､､､うん｡｡｡」



由 「 はやくっ。」



優 「 ・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､
何でも言ってくれていいんだからね｡｡｡」



由 「 ・・・・・・・・・・・・」



〜廊下〜



優 「 ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ・・・はぁ・・・」



入院続きで気分が下がっちゃってるのかな・・・
由紀と散歩にでも行けたらいいんだろうけど､､､



優 「 ・・・そもそも、動かす訳に行かないし・・・(汗)」



〜ナースステーション〜



優 「 はぁ・・・・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ・・・」



と 「 梅ちゃんが、咳が続くようならお薬飲んで。って、
優子の机に処方箋出しといてくれてるみたいだよ。」



優 「 え・・・(驚)」



と 「 仕事しながらで大変だろうけど、
健康第一だしちゃんと治しなね。私たちも協力するから。」



優 「 あんま、心配かけないように気をつけるね｡｡｡」



と 「 無理する前に言ってくれていいんだよ。(微笑み)」



私の机の上に喘息と発作を予防する錠剤の袋が置かれてた。
処方箋に目を通したけど禁忌薬もしっかり考慮されてる。

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