私の姉はお医者さんPart59 (ページ16)

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夜のリビング4 ページ16

麻里子side

里英がはるちゃん待ちをしてて寂しそうにしてるから、
来る？って言ったけどフラれちゃった｡｡｡(苦笑)

麻「里英ちゃん。歯磨き終わった？」

里「ううん､､､後であーちゃんとする｡｡｡」

麻「じゃあはい。ラムネあげる。(笑)」

里「もぅ、夜だよぉ､､､？いいのぉ､､､???」

麻「お姉さんしてちゃんと順番待ってるからいいよ。
里英ちゃん、待ってられて偉いね。(微笑み)」

里「まりちゃんありがとぉ・・・(笑)」

麻「どういたしまして。(笑)
・・・莉乃ちゃんの分は無いから内緒ね､､､？(ﾆｺ)」

里「ありがとぉ､､､♪」

麻「ふふ。いいえ。(微笑み)」

フィルムを器用に剥がしてラムネを頬張った里英。
ニコニコしてくれて良かった。(微笑み)

陽「里英〜。お待たせ〜。」

里「あ､､､はるひゃん・・・♪」

麻「順番回ってきたね。行っておいで？(微笑み)」

里「ぅんっ､､､♪」

陽「待っててくれてありがとう〜。(笑)
・・・里英ちゃん、何〜???」

里「あのねぇ・・・？」

陽「うんっ。」

里「由紀ちゃぁ、どこ行っちゃったのぉ､､､？」

陽「由紀???」

里「おうち、いないでしょぉ､､､？」

陽「由紀は頭が痛い痛いなっちゃってね？
少し、病院にお泊まりすることになったんだよ。」

里「ゆきちゃぁ、いたいたいなのぉ､､､？(ｳﾙ)」

陽「でも病気とかじゃなくて、
ちゃんと治療も進めてるから元気になって、
またこのお家に帰ってきてくれると思うよ。(微笑み)」

里「だぃじょぅぶぅ､､､？(ｳﾙ)」

陽「お医者さんのゆうちゃんが痛くないようにって、
治してくれてるし傍に居てくれてるから大丈夫だと思うよ。」

ソファに座る陽菜の前に小さく正座をして座って、
上目遣いではるちゃんと話してる里英が愛らしい。

里「だからぁ､､､？」

陽「なにがー？」

里「だからぁ､､､ゆうちゃんも、いないのぉ､､､？」

陽「あぁー・・・(苦笑)」

麻「そうだよ〜里英〜。
もし由紀ちゃんに何かあったら由紀ちゃん可哀想でしょ？
それに大変だよね？だからゆうちゃんが一緒なんだよ。」

里「ぅん・・・・・・・ぅん・・・・・ぅん､､､」

優子の話を振られて困った顔をした陽菜に助け舟を出したら、
控えめながらありがとって目配せをしてきた。