私の姉はお医者さんPart59 (ページ11)

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ナースステーション2 ページ11

梅ちゃんside

手を洗って戻ってきた優子は軽く震えてた。
そのままソファに座らせて処置をする事にした。

優「はぁ・・・はぁ､､､ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ､､､ｹﾎｯ､､､」

梅「手、見せて？確か、右手だったよね？」

優「・・・ぅん・・・」

梅「今のところ炎症は起きてないね。(ﾎｯ)」

優「・・・けど､､､ｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ、ヒリヒリ、する､､､(汗)」

梅「爛れてもないから大丈夫。
軟膏を塗って、皮膚の様子を見よう。」

優「・・・ぅん､､､ごめん・・・」

梅「いいんだよ。逆に、先に言わなくてごめん。
気付いてたのに・・・・・・・・・・・はい、塗れたよ。」

優「・・・・・・・・わかってた、はずなのに｡｡｡
ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ､､､はぁ・・・頭、回んなかったな・・・」

手は赤くなってるものの蕁麻疹も発疹も出てない。
等の優子は自分が信じられないといった顔をしてる。

佐「錠剤とお水、持ってきたよ。飲めそう？」

梅「飲めるよね？ありがとう。(笑)」

優「ぅん・・・ごめん､､､ｹﾞﾎｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ､､､」

佐「優子こそ怖いでしょ。
もう大丈夫だから落ち着いて大丈夫だよ。(微笑み)」

優「ぅん・・・・・・」

梅「はい。飲んじゃって？」

優「・・・っ・・・(ｺﾞｸﾝ)
はぁぁ・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ､､､ｺﾞﾎｯ､､､やっちゃった､､､」

佐「咳も出てるけど苦しくない？(撫)」

梅「やっちゃったことは仕方ないから、
今後は気をつけて過ごそうね。できる事はウチらがやるし。」

優子の顔からは疲れが滲んでるし、
仕事に追われてる時は余計に薬を扱わせちゃいけないな。

優「苦しくはない・・・平気かな・・・平気、だよね｡｡｡」

梅「ステロイドで対応したし大丈夫だとは思うよ。」

佐「蕁麻疹も出てないし。平気。(笑)」

優「ごめん・・・(汗)」

梅「こんな事もあるよ。謝らないで。(微笑み)」

佐「その通り。(微笑み)」

梅「由紀ちゃんのは私が用意するから、
優子は15分はここで座ってそのまま休んでて？」

優「でも､､､(汗)」

梅「禁忌薬に触れたんだよ？
この後急変したらどうするの。万が一の為に様子見るよ。」

そうしないと心配だし私が怖い。
ここに居てくれれば瞬時に些細な変化に気づける。