小児病室6 ページ48
彩side
仕事の電話に頭を悩ませてても、
やっぱり妹たちはほんまに可愛い。癒される。
今は読書をやめて塗り絵を始めてる。
麻友 ｢ ピンク〜・・・♪｣
由紀 ｢ 私はー・・・ここは赤だなー。｣
優 ｢ ちゃうちゃう､､､！ここっちあーおーっ。｣
由紀 ｢ ﾋﾞｸｯ)え､､､ここ、青､､､？(苦笑)｣
優 ｢ ぜぇーったい、あお！｣
由紀 ｢ えー､､､しょうがないなぁ､､､(苦笑)｣
優 ｢ ゆきっち、ださぁい。(笑)｣
由紀 ｢ え､､､!? 傷つく・・・(ﾄﾎﾎ､､､)｣
彩 ｢ あー優ゆっち、
そんなお下品なお言葉、どこで覚えたー???｣
優 ｢ だって、ださいんだもぉん♪｣
由紀 ｢ 楽しそうに言わないで・・・(汗)｣
優子は小4にして思った事をズバズバと言う。
良くも悪くもお世辞とか表ヅラとか知らない子に育った。
んー､､､誰に似てしまったんだか・・・(苦笑)
由紀 ｢ ・・・はい。青で塗ったよ。これでいい？｣
優 ｢ んふ､､､♪｣
由紀 ｢ 良さそうだね・・・(笑)｣
──トントン､､､ガラガラ､､､
彩 ｢ はーい・・・誰や､､､？｣
由依 ｢ 妹の方・・・(笑)｣
彩 ｢ おお、我が妹か。｣
優 ｢ あーっ､､､！由依ちゃん､､､！｣
由依 ｢ 優ちゃんー。お元気さんかなー???(笑)｣
優 ｢ うん！(笑)｣
由依 ｢ 良かったー。(笑)｣
由紀 ｢ 由依ちゃん、お仕事お疲れ様。｣
麻友 ｢ お仕事してきたの・・・？｣
由依 ｢ みんな揃って楽しそうに｡｡｡(笑)
麻友、今も一応、仕事中なん、一応。(苦笑)｣
彩 ｢ 今は完全におサボり中やん。(笑)｣
由依 ｢ いや、優子も一応患者さん。｣
彩 ｢ 一応ってなんや。｣
薬の具合とか体調とかをラウンドしてる最中なのか、
用具とバインダーを抱えてる由依。
優 ｢ さやちゃん、あか！ゆいちゃん、みどり！｣
彩 ｢ おっと､､､招集されたか､､､？｣
由依 ｢ 戦闘員に抜擢された､､､？｣
彩 ｢ 優隊長、ウチは赤ですか？｣
由依 ｢ 緑はどこで躍動させますか？｣
優 ｢ お洋服、さぁちゃんの赤！みどりは葉っぱ！｣
彩 ｢ お洋服〜。｣
由依 ｢ 葉っぱ・・・(笑)｣
彩 ｢ 由依は所詮、雑草や。｣
由依 ｢ 言うたな。｣
彩 ｢ すぐキレる。(笑)｣
優子が広げてる塗り絵のページを2人で覗き込んで、
指定された場所を渡されたクレヨンで塗っていった。
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作者名：優菜 | 作成日時：2023年11月3日 21時
