小児病室 ページ43
由紀side
彩ちゃんに案内してもらいながら院内探索をして、
その間に何人かの先生や看護師さんにも会って、
挨拶なんかをして、優ちゃんの病室に来た。
〜優子病室〜
由紀 ｢ 優ちゃーん。｣
彩 ｢ 優子〜。さっきぶり〜。｣
優 ｢ あっ､､､！由紀っちゃんと、さぁあちゃん､､､！｣
看 ｢ こんにちわ〜。優子ちゃん、お姉ちゃんたち来たから、
私はお外に戻るね。(微笑み)｣
優 ｢ うん！｣
彩 ｢ すみません、ありがとうございます。｣
看 ｢ いえ、ごゆっくり。(微笑み)｣
彩 ｢ 優子、遊んで貰ってたんー？(笑)｣
優 ｢ いーっぱいっ♪ 遊んでたのぉ〜。(笑)｣
由紀 ｢ 良かったね優ちゃん。折り紙、すっごい上手。｣
優 ｢ 由紀ちゃんやろぅー？｣
由紀 ｢ うん。(微笑み)｣
ベッドの上に座って、テーブルで折り紙をしてる優ちゃん。
その横に腰掛けて、隣に座って私も折り紙に参加した。
由紀 ｢ 優ちゃん。
この後、麻友と有華ちゃんが来るんだよ。｣
優 ｢ ・・・ほんと？(ｷﾗ)｣
由紀 ｢ うんっ。楽しみだね。(微笑み)｣
優 ｢ やったぁ♪｣
彩 ｢ めっちゃ嬉しそうやな。(笑)｣
優 ｢ 彩ーちゃんっ。ねぇね2人来る！｣
彩 ｢ うん。(微笑み)｣
優 ｢ 有華っちゃんとっ、麻友ちゃんっ！｣
彩 ｢ 良かったな優〜。(笑)｣
優 ｢ うん！｣
彩 ｢ 楽しみやな。(撫)｣
由紀 ｢ 優ちゃんの目が凄いキラキラしてる。(笑)｣
彩 ｢ 優子、ねぇねたちのことが大好きやもんな。(撫)｣
優 ｢ ねぇね、だぁいちゅき！｣
由紀 ｢ 可愛い。(笑)｣
点滴は刺さってるし、機械も体に着いてるし、
痛かったり辛かったりして決して元気じゃないはず。
なのに優ちゃんはそんなの感じさせないくらい明るい。
優 ｢ 有華ちゃんと麻友ちゃん、どこから来るのー？｣
由紀 ｢ 有華ちゃんは大学。麻友は学校。
お友達と一緒に勉強して遊んでるんだよ。｣
優 ｢ いいなぁ､､､｣
由紀 ｢ 良いよね。｣
優 ｢ 優ゆも学校行きたいなぁ､､､｣
由紀 ｢ 行きたいね。私も行きたい。｣
彩 ｢ みんな学校が好きで良いこと良いこと。(微笑み)｣
優 ｢ お外行きたいなぁ・・・いっぱい、走りたいなぁ。｣
由紀 ｢ 追いかけっこしたいね。する？(笑)｣
彩 ｢ おいっ。｣
あ､､､彩ちゃんの強めの声に止められちゃった､､､(苦笑)
普通に学校に行って何の制限も無く普通に過ごすのは憧れ。
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作者名：優菜 | 作成日時：2023年11月3日 21時
