放課後 ページ42
有華side
学校での講義を終えて、
レポートに必要な物は全て持ち帰ることにして、
急いで麻友が通う学校に来た。
〜正門前〜
有 ｢ ふぅー､､､間に合った､､､(ﾎｯ)
あともう少しで来るはず・・・ここで待つか。｣
生徒1 ｢ あっ、こんにちは〜。｣
有 ｢ おっ、こんちわ。(笑)｣
生徒2 ｢ こんにちは！｣
有 ｢ こんにちわー。(笑)｣
生徒3 ｢ さようなら〜。｣
『 さようならー。』
有 ｢ みんな気をつけてなー。(微笑み)
・・・みんな良い子たちやな｡｡｡｣
？ ｢ ・・・有華ちゃんー・・・？｣
有 ｢ おっ、麻友。おかえり。(笑)｣
麻友 ｢ まだ家着いてない。｣
有 ｢ 一旦、学校が終わったから、おかえり。(微笑み)｣
麻友 ｢ ただいま・・・？｣
腑に落ちて無さそうだけどまぁいい。
にしても通る子通る子がみんな挨拶をしてくれる。
本当に育ちが良い子たちなんが伺える。
麻友 ｢ ・・・由紀と優ゆのとこ、行く？｣
有 ｢ 行くか。(笑)｣
麻友 ｢ ・・・♪｣
有 ｢ 今日は手提げのバックも持ってるんや。
何を入れて来たん？｣
麻友 ｢ うんと・・・本。｣
有 ｢ あ、今日は図書室の時間がある日か。｣
麻友 ｢ うん。｣
有 ｢ 今日は何冊借りたん？｣
麻友 ｢ うんと・・・2､､､？｣
有 ｢ 2冊か。いつも2冊だね。｣
麻友 ｢ いつも2冊って決まってる。｣
有 ｢ 麻友が決めてるん？｣
麻友 ｢ ううん。先生。｣
有 ｢ 先生が決めてる決まりなんね。(微笑み)｣
本音を言えば重いだろう荷物を持ってあげたいけど、
少ししたらバスに乗るし・・・麻友が甘えてきたら持つか。
〜5分後・バス内〜
麻友 ｢ バス。｣
有 ｢ これが病院行きのバスやから、降りるのは終点。｣
麻友 ｢ 由紀居る？｣
有 ｢ もちろん。(笑)｣
麻友 ｢ 優ちゃん？｣
有 ｢ 優子も。｣
麻友 ｢ いる？｣
有 ｢ お姉ちゃんたちも働いてるよ。(笑)
・・・麻友。病院に行ったら由紀と優子に会って、
一緒に遊んだりする？｣
麻友 ｢ 遊べるかな。｣
有 ｢ きっと2人とも麻友を待っててくれてるから、
めっちゃ遊びたいと思う。(笑)｣
麻友 ｢ 遊びたい。｣
有 ｢ そしたら有華ちゃん、机でお勉強してもいい？｣
麻友 ｢ 考える。｣
シンキングタイムか。(笑)
妹たちがワチャワチャしてる時間も、
レポートに取り掛からないと時間が足りない気がする。
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作者名：優菜 | 作成日時：2023年11月3日 21時
