病院 ページ38
麻里子side
友美から由紀の事に関しての連絡を見て、
彩に電話しなきゃ､､､と思って廊下を歩いてたら、
テレパシーが通じたかの如く、廊下で彩に遭遇した。
〜廊下〜
彩 ｢ 麻里ちゃん。｣
麻里 ｢ 彩お疲れ様。｣
彩 ｢ 今、優子の療育をやってきたけど、
めっちゃ元気で今日も良い運動が出来ましたわー。(笑)｣
麻里 ｢ それは良かった。ありがとうね。(微笑み)｣
彩 ｢ これが仕事とは良いポジションを選んだと思うわ。｣
麻里 ｢ 自画自賛じゃない。(笑)｣
彩 ｢ 麻里ちゃんはこれからまた仕事？｣
麻里 ｢ そうなのよ。今日は忙しくて・・・｣
彩 ｢ 基本的に麻里ちゃんは毎日やけどな。｣
麻里 ｢ 彩こそ午後イチって少し時間作れそう？｣
お昼休憩後にでも時間を作って貰えたら、
由紀の事を頼んじゃいたいんだけど・・・彩も忙しいかな。
彩 ｢ ん、まあ・・・ものにもよるけど。｣
麻里 ｢ 由紀の事でちょっと、頼まれて欲しいことがあるの。｣
彩 ｢ あ、由紀なら。うん。なんでも。｣
麻里 ｢ ほんと？大丈夫？｣
彩 ｢ 全然平気やん。妹だし。(笑)｣
麻里 ｢ 由紀が少し散歩か何かで動きたいみたいなの。
由紀なりにどこに行きたいとかあると思うし、
1人だと心配だから良かったら付き合ってあげてくれない？｣
彩 ｢ それなら、リハビリって枠で予定にしとくわ。｣
麻里 ｢ ほんと？出来そう？｣
彩 ｢ 由紀やろ？発作の後やし、
退院前のリハビリとして入れれば全然余裕。｣
麻里 ｢ いつもやりくりありがとうね。｣
彩 ｢ その方が印象も良いし、そうしとくわ。(笑)｣
実際、リハビリなんてしないのにな。って笑う彩。
臨機応変に対応してくれて姉妹に寄り添ってくれるから、
本当に彩の役回りには助けられてる。
彩 ｢ 昼が明けたらすぐに由紀の病室に行けばいい感じ？｣
麻里 ｢ そうね。それだと由紀が喜ぶと思う。｣
彩 ｢ おっけー。散歩に行く時と、どこ行ったかとかは、
また後で連絡するからよろしく。｣
麻里 ｢ ありがとうよろしくね。(微笑み)｣
彩 ｢ 今日は姉妹dayだ。(笑)｣
麻里 ｢ 嬉しそうね。(微笑み)｣
彩 ｢ こんなに楽しい仕事無いわ。(笑)｣
麻里 ｢ ありがとう彩。｣
彩 ｢ ううん。麻里ちゃんこそ午後も頑張って。(笑)｣
麻里 ｢ ありがとう。(微笑み)｣
私は午後からの仕事が迫ってるし、
チャチャっと昼ごはんを食べておかないと。(汗)
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作者名：優菜 | 作成日時：2023年11月3日 21時
