小児病室 ページ35
彩side
今日の午前中は優子の療育の日。
用意した物を持って優子の病室に来たら、
まだ陽ちゃんが病室に居て優子と戯れてた。
彩 ｢ あれ､､､？まだ早かった？(汗)｣
陽 ｢ あっ、彩来たー。(笑)
ううんっ。全然そんな事ないよ〜。｣
優 ｢ きたぁー。(笑)｣
彩 ｢ 来ましたよー。(笑)｣
陽 ｢ 彩が来てくれたってことは〜・・・♪｣
優 ｢ お遊び〜っ♪｣
陽 ｢ 優ちゃんやったね〜。(笑)｣
彩 ｢ 療育な。(苦笑)
陽ちゃんは仕事とか大丈夫な感じ???｣
陽 ｢ え〜・・・???(笑)｣
彩 ｢ お察しします・・・(苦笑)｣
陽 ｢ 優ちゃんー。彩が来てくれたから、
お昼まで彩と一緒にお遊びして過ごせるー???｣
優 ｢ うん､､､！｣
陽 ｢ 迷いがないね〜。(笑)｣
優 ｢ 優ゆねっ、さぁやちゃぁがだぁぁぁしゅきなのっ。(笑)｣
なんや可愛いな・・・このまま攫っていいんやけ???
大好きって言ってくれた今なら誘拐しても合法な気がする。
陽 ｢ 彩と楽しんでね〜。｣
優 ｢ 楽しませてねぇ〜♪｣
彩 ｢ お、はい。(汗)｣
陽 ｢ かしこまってるー。(笑)｣
彩 ｢ おマセちゃんやなと思ってびっくりした。｣
陽 ｢ じゃああとは彩よろしくー。｣
彩 ｢ 任せておくんなまし。｣
陽 ｢ 優ちゃんバイバイ〜。｣
優 ｢ 陽ちゃんばいばい！彩ちゃんこっち！｣
彩 ｢ はいですよー。今、準備するからねー・・・｣
優 ｢ きょーはー・・・なにするんでしゅかぁ､､､???｣
彩 ｢ 今日はー・・・手遊びですよ〜。
色紙を持って来たから折り紙してー、後はー・・・｣
グーチョキパーのジャンケン遊びをしたいけど､､､
どっちを先にやるか迷うな・・・時間の問題もあるし。
彩 ｢ 優子ー。ジャンケンと折り紙だったらどっち？｣
優 ｢ じゃんけんぽん！｣
彩 ｢ ジャンケンからやるか。｣
優 ｢ うん！優ねっ、ぐー・・・ちょきっ､､､パーっ､､､って♪
出来るんだよ〜､､､すごいっしょぉ。(笑)｣
彩 ｢ おーーーっ､､､凄いなー優ちゃん。(笑)｣
優 ｢ ぇへへ､､､♪｣
彩 ｢ グーチョキパーで何作ろ〜､､､♪って知ってる???｣
優 ｢ 前に彩ちゃんとやったーよー？｣
彩 ｢ うん、そうそう。あれやってみよう。｣
優 ｢ うん､､､♪｣
小さい手に力を込めて一生懸命に、
グーとチョキとパーを作って見せてくれる優子が愛おしい。
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作者名：優菜 | 作成日時：2023年11月3日 21時
