朝の内科病室4 ページ34
麻里子side
根は真面目で良い子だから、
どれだけグズグズしても言葉次第で最後は頑張ってくれる。
それが由紀だって知ってる。(笑)
麻里 ｢ ありがとう〜。流石由紀。(微笑み)｣
由紀 ｢ ん・・・もうしないもん・・・ｸﾞｽ､､､｣
麻里 ｢ ふふ、ありがとう。
よく頑張ってくれて今日も助かっちゃった。(微笑み)｣
由紀 ｢ ほんとは嫌なんだからねっ・・・(ｳﾙ)｣
麻里 ｢ 嫌なこともいつも頑張ってくれる由紀は、
本当に強いし感謝してもしきれないくらいよ。(微笑み)｣
由紀 ｢ っ・・・(ｳﾙ)｣
麻里 ｢ あとはお薬も頑張ってくれたら、
本当に凄いんだけどね〜｡｡｡(笑)｣
由紀 ｢ っ､､､(汗)｣
麻里 ｢ 点滴も減らせちゃうし。動けちゃうし。(笑)｣
少し楽しげに声を弾ませて、
それでも由紀に圧はかけないように、
視線は記録簿に向けて記録をつけて時間を稼ぐ・・・
由紀 ｢ ・・・・・・・・｣
麻里 ｢ よしと・・・問題無し｡｡｡(笑)｣
由紀 ｢ ・・・・・・・・まり・・・ちゃ､､､｣
麻里 ｢ うん？もう診察は終わりよ。(微笑み)｣
由紀 ｢ ・・・っ・・・のむ｡｡｡｣
麻里 ｢ 飲む？｣
由紀 ｢ お薬・・・飲む｡｡｡から・・・｣
麻里 ｢ 飲んでくれるの？ありがとう。(微笑み)
じゃあ、点滴を減らせるわね。(笑)｣
由紀 ｢ うん・・・(汗)｣
麻里 ｢ お水ある？｣
由紀 ｢ ない､､､(汗)｣
麻里 ｢ はいどうぞ。(微笑み)｣
由紀 ｢ ん・・・・・・・っ､､､っ・・・(ｺﾞｸｯ､､､)｣
麻里 ｢ 偉いじゃない由紀〜。ありがとう。(笑)｣
由紀が薬を飲んでくれたのを確認して、
点滴パックに手を掛けた。
終わるタイミングで外しちゃおう。
由紀 ｢ っ・・・まっずぅ､､､(ｳﾙ)｣
麻里 ｢ 口の中で泳がせちゃ不味いわよ。(笑)｣
由紀 ｢ 飲みどころが分からないんだもんー､､､(ｳﾙ)｣
麻里 ｢ 口に入れたら迷わず、どこにもやらずに、
水分で流し込むのよ。(笑)｣
由紀 ｢ それが難しいんじゃんっ､､､(ｳﾙ)｣
麻里 ｢ そんな怒らないの。
はい、点滴が終わったから1つ終了。お疲れ様。(微笑み)｣
由紀 ｢ ん・・・(ｳﾙ)｣
麻里 ｢ 動いてもいいけど、その前に必ず、
誰か先生に報告してから行くようにしてね。(微笑み)｣
由紀 ｢ ん､､､(ｳﾙ)｣
まだうるうるしてる由紀の頭をそっと撫でて、
気軽に呼んでね。って伝えて病室を出た。
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作者名：優菜 | 作成日時：2023年11月3日 21時
