小児病室3 ページ4
陽菜side
まだご飯の途中だったけど、優子が遊び食べを始めたから、
仕方なく配膳を片付けてきた。
陽 「 戻してきたよー。」
彩 「 ありがとうー。」
優 「 みてー！」
陽 「 なーにー？」
優 「 ラミュネもらっあ！」
陽 「 あ、ラムネ貰ったの〜？良かったね〜。」
由依 「 ご飯さん食べたからご褒美なー。(笑)」
陽 「 噛み噛みしちゃうと歯が痛い痛いなっちゃうから、
お水でゴックンして食べようね〜。」
優 「 うん！」
由依 「 お水どうぞー。」
優 「 いちゅものだね！」
由依 「 いつものラムネな､､､(笑)」
彩 「 ラムネ､､､(笑)」
陽 「 いいなー。」
彩 「 棒読みすぎる。」
優 「 ねぇねもどうじょーするぅ？」
陽 「 しないよ〜。(汗)
優子が貰ったものだから大事に食べな〜。」
由依が見事に優子にラムネと言う名のお薬を渡してた。
ちっちゃい手がラムネもどき薬を2つ握りしめてる。
由依 「 ゴックンして食べちゃい？」
優 「 うん！」
陽 「 食べれるかな〜。」
優 「 っ・・・(ｺﾞｸﾝ)」
彩 「 食べれた〜？」
優 「 あ・・・！たえあぁー・・・！」
由依 「 お〜。綺麗に食べたな〜。偉い偉い。(笑)」
彩 「 見せてくれたんやね。ありがとう。(笑)」
優 「 んっ､､､♪」
陽 「 美味しいの〜？」
優 「 ぅん､､､！」
由依 「 ・・・(苦笑)」
陽 「 次は夜ご飯を頑張って食べられたらかな〜。(苦笑)
由依 「 そ、やね。(苦笑)」
優 「 やったぁ､､､(笑)」
薬を誤魔化して飲ませてる手前、胸が痛む､､､(苦笑)
優子が薬と知ったら飲んでくれないよね、きっと｡｡｡
由依 「 あ、あれや。ちょっと仕事戻らな。」
陽 「 急過ぎる〜。(笑)」
優 「 またラムネさんちょーだいねぇ？」
由依 「 また持ってくるな。(汗)」
彩 「 逃げか､､､？」
由依 「 逃げちゃうっ。」
彩 「 逃げやろ。ちゃうならもうちょい居てもええやん。」
由依 「 あっちゃんのとこ行かな。(汗)」
陽 「 えー、虫歯ー？」
彩 「 ばっちいなぁおい。」
優 「 ゆいゆいばっちぃさんなのぉ？」
由依 「 虫歯でもないしばっちくもないから居る。(ｽﾝ)」
彩 「 なにスンとしてるん。(笑)」
2人が楽しそうに会話を弾ませながら、
優子と話してくれてるから、
この間に私は仕事を終わらせちゃおうかな。
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作者名：優菜 | 作成日時：2023年11月3日 21時
