朝の小児病室3 ページ29
陽菜side
予約がいっぱいって言ってきたのは優子の方なのに。
これだから小さい子っていつも新鮮で可愛い。
優 ｢ ぴっぴも、もしもしもするんでじょぉぉお､､､｣
陽 ｢ するよー。したいな〜。していいかなー???｣
優 ｢ はるぢゃぁがするんでしょぉ､､､！｣
陽 ｢ するよ〜。(ﾄﾝﾄﾝ)｣
優 ｢ ぅぅぅぅ､､､ｹﾞﾎｯ・・・ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ､､､｣
陽 ｢ よしよし・・・(ﾄﾝﾄﾝ)
泣いたらお咳出てきちゃったね・・・(撫)｣
優 ｢ ぅぅぅ・・・ずぅっど､､､ｹﾞﾎｯ・・・
ゆぅぢゃぁといっしょにいるんでしょぉぉぉ､､､｣
陽 ｢ 居るよ〜。何処にも行かないからね〜。(ﾄﾝﾄﾝ)｣
ぴっぴももしもしもしたいけど､､､
こんなにわんわん泣かれてたらちゃんと診察できない。(苦笑)
少し落ち着くまで抱っこして様子を見ようかな。
優 ｢ どごにもいっちゃめっ、でっ､､､
いっだでしょぉぉおおおお､､､！ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､｣
陽 ｢ ずっど一緒に居るし、何処にも行かないよ〜。
大丈夫だよ〜・・・ごめんね〜､､､(ﾄﾝﾄﾝ)｣
優 ｢ ぅぅ､､､ﾋｯｸ、ｯｸ・・・・・・ｯｸ､､､｣
陽 ｢ 大丈夫だよ〜。(ﾄﾝﾄﾝ)｣
優 ｢ ﾋｯｸ、ｯｸ・・・ﾋｯｸ､､､ゆぅゆぅ､､､おねちゅ・・・？｣
陽 ｢ お熱は無さそうだよ〜。
もう下がってると思うよ〜。(撫)｣
優 ｢ おねちゅ､､､なかっｯｸたらっ・・・
バイバイなのぉ・・・？はなればなれなっぢゃぅのぉ､､､｣
陽 ｢ お熱が無くてもずっと一緒に居るよ〜。(笑)｣
抱っこしても分かるくらい、
もう優子の熱は下がり切ってると思う。
検査の結果次第では近いうちに退院も出来るはず。
陽 ｢ お熱がなかったら、お家に帰れるから、
みーーーんなと一緒に居られるよ〜。(笑)｣
優 ｢ んとぉ､､､？(ｳﾙ)｣
陽 ｢ 本当だよ〜。(笑)｣
優 ｢ はるぢゃぁぁ､､､ずっど、いっじょぉ､､､？(ｳﾙ)｣
陽 ｢ 陽ちゃんが優子から離れないもーん。(笑)｣
優 ｢ ずっと、じゅっとっ､､､そばにいたいよぉぉ・・・(ｳﾙ)｣
陽 ｢ ずっとずっと、傍に居るよ〜っ。(ｷﾞｭｰ､､､)｣
優 ｢ はなれちゃ､､､やぁぁよぉ・・・？(ｳﾙ)｣
陽 ｢ ずっと傍に居させてね。優ちゃん。(ｷﾞｭ)｣
抱っこしてる優子をギュッと抱きしめた。
真に受けるよ？その言葉、信じちゃうよ？
反抗期とか巣立つとか有り得ないからね???
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優菜 | 作成日時：2023年11月3日 21時
