呑み3 ページ19
たかみなside
病棟長と師長に先に帰らせて貰う旨を伝えたら、
快く理解してくれてタクシー代まで渡された。(苦笑)
高 「 会計は良いから安全に帰って、って。
病棟長、飲んでもないのに酔って踊ってたよ。(笑)」
志 「 58歳のオッサンが踊るとか・・・(笑)」
高 「 韓国アイドル。(笑)」
志 「 ちょっと待って、てっぺんハゲてるから。(笑)」
高 「 穏便過ぎる病棟だよ。タクシー代も貰っちゃったし。」
志 「 まじか。(驚)」
高 「 ほら彩ー。帰るぞー。(ﾄﾝ)」
彩 「 ﾋﾞｸｯ)帰らんっ､､､まだ、帰られへん・・・」
志 「 もう散々楽しんだでしょー。」
彩 「 呑まんと・・・呑む・・・っ､､､」
高 「 だーめだめだめだめ。帰るよ。」
またもやコップに手をつけようとした彩。
それ、私が最後に飲んでた麦焼酎の残りだよ｡｡｡(苦笑)
彩 「 飲めるっ・・・まだ飲めるっ・・・」
志 「 元々彩は飲めないでしょ。
それにもう可笑しいくらい飲んでるよ。」
高 「 ほんと、誰に勧められた訳でもないのに。(苦笑)」
彩 「 病棟長がっ・・・飲んどるっ・・・飲め、って､､､」
志 「 勝手な被害妄想やめて､､､(汗)」
高 「 病棟長は飲めないから1滴も呑んでないし、
そもそも今日はソフトドリンクで乾杯って儀式だったよ。」
志 「 それなのに呑むとか言い出して､､､
ウチらは飲めるから楽しくて良かったけど､､､(苦笑)」
彩 「 もう飲めへんって言いたいんかっ・・・っ､､､んー､､､」
志 「 もう話が噛み合わないから解散解散。ほら出るよ。」
喋って顔を上げて睨んできてはテーブルに突っ伏して・・・
その繰り返しで進展がないから、
無理やり彩を抱き上げて連れて帰ることにした。
志 「 ・・・・・・っと､､､」
高 「 おー。さすが力持ち。」
志 「 まあこのくらいは｡｡｡(笑)
・・・よし､､､とっ。彩のお家に帰るよー。」
彩 「 ん〜・・・大家の背中はおっきいなぁ・・・
べっぴんさんや・・・たいしたもんや・・・んぅ・・・」
志 「 はいはい。わかったよ。良かったですね。(苦笑)」
店員 「 あ、お大事に・・・(汗)
ここでお待ち頂けたらタクシーをお呼びしますよ。」
高 「 あー大丈夫っす。そこら辺で拾うんで。
わざわざ丁寧にありがとうございます。(笑)」
またお待ちしております。お気をつけてー。
の声に見送られて3人で居酒屋を出た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優菜 | 作成日時：2023年11月3日 21時
