予防接種3 ページ34
優子side
厳密に言えばみなみにチクられたから家出をしたんじゃない。
それはきっとキッカケに過ぎなかったんだと思う。
み 「 ・・・・・・・・・・・・」
優 「 ｹﾞﾎｹﾞﾎ・・・っと､､､みぃちゃん次お願い。
・・・みなみはいつまでココに居るの？」
みぃ 「 あ、それが・・・麻里子先生もいらしてて､､､」
優 「 まりちゃんか・・・呼んでくれる？」
みぃ 「 分かりましたっ。」
優 「 ｹﾞﾎｯ・・・で、みなみは何してるの？」
み 「 ・・・私がお姉ちゃんに言っちゃったから・・・(ｳﾙ)」
優 「 ・・・その話？(呆)」
み 「 分かってるくせにっ。分からないフリしないでっ。」
優 「 はぁ・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､」
双子で思ってる事なんて言わなくても伝わるとか、
すっかり忘れてた。この現象、今はすんごい面倒くさい。
優 「 もうまりちゃん来ちゃうでしょ。いいから出て。」
み 「 ・・・だってっ､､､(汗)」
優 「 まりちゃんが終われば午後休入れようと思ってたの。
・・・30分、待合室で待機でしょ｡｡｡わかった？」
み 「 ・・・・・っ・・・(ｺｸﾝ)」
優 「 ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､じゃ、早く出て。」
み 「 ・・・ぅん､､､(汗)」
──ガラガラ､､､
優 「 どうぞ〜・・・椅子にお座りください。」
みぃ 「 すみません。遅くなりました。」
優 「 ううん。大丈夫だよ。ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､
まりちゃん、お疲れ様。熱は・・・ないよね｡｡｡」
麻 「 お疲れ様。・・・優子、ごめんなさい。
それと・・・今日は気遣ってくれてありがとうね。」
診察椅子に座るなり姿勢を正して謝罪とお礼を言ってきた。
謝られるような事も感謝されるような事もしてないって。
優 「 ｹﾞﾎｹﾞﾎ・・・はいじゃあ聴診しますね。
スクラブを上に捲って深呼吸しててください。」
麻 「 ・・・はい｡｡｡」
みぃ 「 少し、白衣失礼しますねー。」
優 「 ・・・・・・・・・・・・・・はい。
次、後ろ向いてください。背中、失礼します。」
麻 「 ・・・優子。私が間違ってた｡｡｡本当にごめんなさい｡
優子の事を考えずにものを言い過ぎたよね｡｡｡」
優 「 ・・・聴診中は喋らないでください｡｡｡」
麻 「 ・・・ごめん｡｡｡(汗)」
まりちゃんが私に言ってきた言葉、説教の数々は、
どう受け取っても間違った発言じゃなかった。
むしろ正当性があったから心に響いて苦しかった。
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🥕 - 他2作品の優子の役柄も好きなので更新楽しみにしてます〜！！ (2022年10月15日 7時) (
レス) id: 2f31ccf370 (このIDを非表示/違反報告)
優陽(ゆうひ)(プロフ) - ゆうちゃんは、みなみが家出したらどうするか？聞かれて、心配で探し回ると…。なのに、麻里ちゃんも陽ちゃんもみなみも、探し回るより自分が悪いって言い合ってたのはビックリ！！妹の明日香が一喝してくれて良かった。何とか、元の仲のいい姉妹に戻れますように……。 (2022年10月12日 20時) (レス) @page3 id: 6decca8765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優菜 | 作成日時：2022年10月11日 20時
