私の姉はお医者さんPart57 (ページ40)

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リビング2 ページ40

みなみside

まりちゃんとはるちゃんは平行線のまま、
私が悪い私が悪い、私のせい。って、
意味の無い言い合いを続けている・・・

み「・・・っ､､､もぅっ､､､！」

麻・陽「ﾋﾞｸｯ)っ､､､」

み「もうっ､､､！そんなん今さら言ったってっ、
2人で言い合ってたってっ､､､遅いんだよっ､､､！」

麻「み､､､みな、み､､､？」

陽「なに､､､それ・・・」

み「 2人であーだこーだ言い合ってて何になるのっ､､､!?
優子っ、苦しんでるって言ってんじゃんっ。(ｳﾙ)」

麻「だからそれは、私が・・・」

陽「違う、私が・・・」

み「それがっ、今さら意味無いって言ってんのっ､､､！
今、原因を探してたって､､､遅いって､､､(ｳﾙ)」

ただでさえ辛い発作を独りきりで耐えてもがいてた、
あの優子の気持ちと苦しさ・・・わかる､､､？
それをさせてるのが私達姉妹だなんて絶望的過ぎる。

麻「じゃあどうすればいいの？解決策はあるの？
偉そうに怒って､､､みなみは何を考えてるのよ。」

陽「そうだよ。それまでずっと何も言わないで、
適当にそれっぽく流されるまま優子の味方に付いて。」

み「優子っ・・・ゆうちゃんっ､､､
さっきだって､､､発作に苦しめられてて・・・っ､､､(ｳﾙ)」

麻・陽「えっ､､､？(驚)」

み「優子っ､､､発作起きてたんだよっ。大っきいのっ。
ひとりで､､､独りきりでっ、隠してっ､､､耐えてて､､､(ｳﾙ)」

陽「それ､､､ほんとなの､､､？」

み「こんな嘘っ、嘘でも言いたくなかったっ､､､！(ｳﾙ)」

部屋のベッドで苦しそうに体を捩ってたあの姿が、
脳裏に焼き付いてて胸をギュッと締め付けてくる､､､辛い､､､

み「それをっ､､､辛いのに、きっと、怖いのに､､､
助けて、って、言いたいはずなのに・・・耐えて、
隠して､､､2人に、言わないで、って・・・(ｳﾙ)」

麻「優子に、言わなきゃ・・・謝らなきゃ､､､(汗)」

み「私が気付けたけど・・・
発作､､､すごい、発作、だったんだからっ､､､(ｳﾙ)」

？「・・・・・ねぇ､､､なに､､､いってるの・・・？」

み「っっ､､､ゆ､､､ぅちゃ・・・(驚)」

優「なに、それ・・・みなみ､､､どういう、こと､､､？」

声に振り返ったら感情の消えた顔をした優子が立ってた。
嘘､､､優子・・・いつから､､､？いつからそこに､､､？