私の姉はお医者さんPart57

説教 ページ2

麻里子side



キツいことも厳しいことも言ってるって分かってる。
それも全部、優子に自分を見つめ直して欲しいから。



麻 「 あんた、何を考えてんだか知らないけど、
予防接種の件だって勝手に明日香を利用して。」



優 「 ちょうど明日香と連絡を取ってただけ。
ついでだし効率も良いからまとめて聞いたんじゃん。
ｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ﾊｧ・・・それの、どこが悪いのっ。」



麻 「 妹で子どもの明日香を使ってんじゃないわよ。」



優 「 そんなつもりないって｡｡｡ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、はぁ・・・」



麻 「 明日香だってあの時間はもう寝てたのよ？
わざわざ起こして失礼だと思わないの。」



優 「 ・・・はいはい､､､ごめんなさいね・・・ｹﾞﾎｯ､､､」



面倒くさそうに結いてた髪を解いた優子。
その様子、絶対に反省してないし謝る気も感じない。



麻 「 あんたがやってる事は、
どれも無神経で周りに迷惑かけることばっか。
そんなことも分からないで行動してるわけ???」



優 「 わかんない、わかんないって､､､なに・・・
ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､分かんなきゃいけないわけ？」



麻 「 逆ギレしてるつもり？」



優 「 まりちゃんみたいに、効率良く、地頭良く、
ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､全部を上手くなんて、出来ないんだよ､､､
悪いけど、ｹﾞﾎｯゎたし､､､そんな器用じゃないのっ、ﾊｧ､､､」



麻 「 なんでも出来るし器用じゃない。」



優 「 はぁ・・・もういい？気、済んだ､､､？
ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ､､､お風呂入りたいんだけど､､､」



気付いたら30分近く優子を呼び止めてた。
けど優子の態度からして気を改めるつもりは感じない。



麻 「 あのね、優子。
私はあんたのことがただ単にムカついて、
嫌でこうやって怒ってんじゃないの。わかる？」



優 「 はっ???ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､どうみたって八つ当たりじゃん。
私に、ｹﾞﾎｯ、いいたいことだけ言って､､､ｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ､､､
良い気になって・・・自己満でしょ？」



麻 「 違う。それもこれも全部、
優子の為を思って、優子のことを考えて言ってるのっ。」



優 「 ほんとに、おせっかい・・・ｹﾞﾎｯ､､､」



麻 「 優子に辛い思いして欲しくないからっ、
優子に倒れて貰いたくないから、言ってるのっ。」



優 「 勝手だって言ったのそっちじゃんっ､､､！」



静かに言い返してきてた優子が、声を荒らげた､､､(汗)

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