私の姉はお医者さんPart56

練習2 ページ40

優子side



人目を避けて1人きりで注射の練習をしてたら、
その様子が梅ちゃんにバレちゃった､､､(汗)



梅 「 そりゃ自分で挿したら痛いよ・・・(汗)
それに優子は練習なんかしなくても十分上手だよ。」



優 「 いやぁ・・・ぁ､､､予想以上に痛いもんだね､､､(苦笑)
・・・もっと、上手くならなきゃなぁ・・・っと､､､」



梅 「 ちょっとっ､､､！もう止めなってっ。(汗)」



優 「 ・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､かして・・・れんしゅ､､､ｹﾞﾎｯ､､､」



梅 「 こんな練習したって良くないよっ。(汗)
仕事熱心なのは認めるけど優子の腕は確かなんだからっ。」



優 「 そんなこと・・・ｹﾞﾎｯ､､､ないっ､､､」



あの由紀に腕が落ちたって、下手って言われたんだから、
本当に私の注射がいただけないものに間違いない。



優 「 ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ､､､はぁ・・・由紀に、言われた・・・」



梅 「 これはまだ使ってないね・・・もう片すよ。
・・・・・え､､､？由紀ちゃんに、何か言われたの？」



優 「 はぁ・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､
私の、注射が､､､物凄く痛くなった、って・・・ｹﾞﾎｯ､､､」



梅 「 由紀ちゃんは注射が大の苦手だからねぇ､､､(笑)」



優 「 ちがう・・・ｹﾞﾎｯ､､､ゎたし、が､､､わるい・・・
ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､私のせい・・・休んでたから、感覚が鈍った。」



梅 「 熟練の優子がそう簡単に下手になるとは思えないよ。
由紀ちゃんも、思わずそう反応しちゃったんじゃないかな。」



例え嫌いな注射でも由紀は素直に、
痛くない時は痛くなかったって言ってくれる。
だから今日は相当痛かったんだと思う。



優 「 由紀に・・・ｹﾞﾎｯ､､､つらい思いも、
痛い思いも・・・させたく、ない・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､」



梅 「 だとしても自分に挿すことないよ。(苦笑)」



優 「 だって・・・これしか・・・」



梅 「 じゃあはい。優子先生♪
・・・私の腕に注射を挿してみて？(笑)」



優 「 ・・・はっ､､､？」



梅 「 練習なら人の腕にやった方が良いでしょ？(笑)
ほーらっ、私の腕を患者さんだと思って？」



優 「 でも・・・こんな、若手みたいなこと､､､いいの？(汗)」



梅 「 いいから。やるんでしょ？ならやってよ。(笑)」



練習するって言っても自己責任だし、
周りに迷惑をかけるつもりなんてなかったのに。(汗)

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