私の姉はお医者さんPart56

仮眠室2 ページ16

由紀side



まぁ、ゆうちゃんは刺しミスしないし、
それは他の先生よりも優秀ってことで大目に見てあげよう。



れ 「 私、先に仕事に戻りますね。お疲れ様です。(ﾍﾟｺ)」



優 「 お疲れ様、ありがとうね。(笑)」



れ 「 由紀ちゃんまた来るね〜。(笑)」



由 「 ん・・・ばいばい・・・」



優 「 ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ､､､はぁ・・・
ね、由紀・・・そんなに、私の注射､､､痛かった､､､？」



由 「 すっっっごい、いたかったんだからっ､､､(ｳﾙ)」



優 「 そんなに・・・？ミスっちゃったかな､､､(汗)」



由 「 ええぇぇぇ､､､!?・・・ぅぅ､､､(汗)」



優 「 大声出さないの・・・(苦笑)
・・・うん､､､大丈夫そうだね。ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､問題なし｡｡｡」



どうやら綺麗に刺せてるらしい・・・(ﾎｯ)
それよりも具合悪い人に大声を出させた方が悪い。



由 「 ゆうちゃん､､､休んでたから・・・
絶対、それで腕が落ちたんだよ・・・」



優 「 そっかなぁ・・・(汗)」



由 「 そうに決まってるよ。それ以外に理由ないもん。
このままだったら、他の子どもたちにも泣かれるよ。」



優 「 それは困ったなぁ・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､(苦笑)」



由 「 子どもたちから、せっかく好かれてるんでしょ？
注射下手だと嫌われるよ。私がゆうちゃん嫌いな様に。」



優 「 いいよ、嫌いでも・・・(笑)」



由 「 だっきらい・・・だもん・・・」



優 「 良いよ、大っ嫌いで｡｡｡(笑)」



大っ嫌いなんて言われたら普通傷つくんじゃないの？
もう少し凹んだっていいのに・・・



由 「 ぅぅ､､､ふわぁぁぁー・・・・んんぅ・・・」



優 「 疲れたし、眠いでしょ・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､
検査結果が出たらまた来るから、ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ､､､
それまで、寝て休んでていいよ・・・(微笑み)」



由 「 ゆぅちゃ・・・ぃっちゃうの､､､？」



優 「 仕事しなきゃね・・・(苦笑)」



由 「 ・・・・・・ばいばい､､､」



優 「 また来るから。(微笑み)
ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､寂しくなったら、電話して､､､？
それか､､､ｹﾞﾎｯ、ナースステーション、おいで｡｡｡(撫)」



由 「 ・・・でる､､､？いる､､､？」



優 「 気にかけておく。(微笑み)」



温かく微笑んで頭を撫でてくれた。
ゆうちゃんは白衣を着てるとどこか凄く遠く見える。

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