私の姉はお医者さんPart56

説教 ページ48

優子side



現在時刻26時半を回ったとこ。家の電気は全部消えてる。
姉妹に会いたくない気分だしちょうど良かった。



──ガチャ､､､



優 「 ・・・ただーいまぁー・・・はぁ・・・」



？ 「 今、何時だと思ってるの､､､？」



優 「 ﾋﾞｸｯ)っ､､､ｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ､､､ぇ、だれ､､､(汗)」



──パチッ､､､



麻 「 あんた､､､この時間まで何してたの､､､？」



優 「 ぅっわ､､､びっくりした・・・(汗)
なんだ、まりちゃんか・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､はぁ・・・」



麻 「 連絡1つよこさないでこんな時間まで。
どこで何してたっていうのよ。」



優 「 ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ・・・はっ???
・・・仕事ですけど､､､そんな事も分からないの？」



みんな寝てると思ったのに、よりによって、
1番会いたくなかったまりちゃんが起きてるとは。



麻 「 そんなに仕事して、働いて、無理して。
また倒れないと気が済まないの？」



優 「 私の勝手でしょっ。はぁ・・・うるさいな､､､
わざわざ起きてないで寝ればいいのに・・・ｹﾞﾎｯ､､､」



麻 「 勝手な訳ないでしょっ。
あなたが帰ってこないから起きてるんでしょっ。」



優 「 はっ？勝手って朝言ってきたのはそっちでしょ???
それにっ、ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､なんで起きてることを、
私のせいにされなきゃいけないの???
起きててくれなんて頼んでないんだけどっ。ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ､､､」



麻 「 治ってもない弱い身体で夜中まで働いて。
そんなの誰が許すと思ってるのっ､､､！」



バタンッってテーブルに手をついて立ったまりちゃん。
はぁ・・・ここにきて説教か､､､ほんとにダルい。



優 「 弱かろうが、夜中も働こうが、私の自由でしょ。
長女だからって良い気になって一丁前に説教？
はぁ､､､ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､めんどくさ・・・勘弁して､､､(笑)」



麻 「 どんだけ周りに迷惑かけて心配かけてると思ってるの。
それでまた倒れたりしたら更に迷惑かけるんだよ？
周りに無礼なことしてるって大人ならわかるでしょっ。」



優 「 ・・・・・・迷惑、迷惑ってうっさいなっ。
そんな事思うくらいなら私に関わらなきゃいいでしょっ？
もううんざりだから､､､勝手にさせて・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､」



倒れたら姉妹にも職場にも迷惑をかけるって分かってる。
でも仕事を消化しないとそれこそ周りに迷惑かけるんだよ。

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