病室3 ページ35
陽菜side
私に縋ってきて体を震わせて発作が起きるくらい悩んで、、、
そんな優子が由紀の事を考えずに医師をしてるなんて、
嘘でも考えられない。
陽 「 由紀。優子が1番の頼りだし味方だよ。
・・・それだけは忘れちゃダメだよ。(微笑み)」
由 「 ゆぅちゃん・・・私が死ぬなんて・・・
ひっとことも・・・いわなかったのに・・・」
陽 「 最悪の可能性の話だし、
由紀の事をこれ以上混乱させたくなかったんだと思うよ。」
由 「 ゆぅちゃん、、、ばか・・・」
陽 「 優子が由紀の事、何も考えずに、
適当に、能天気に、その場凌ぎな判断をしてるなんてこと、
間違ってもないんだよ。(微笑み)」
由 「 ・・・・・・うそ、だもん・・・」
由紀の先生である以上、由紀の意思や思い、
優子の希望だけじゃどうにも出来ない判断もある。
それが先生としての優子と、妹の由紀との関係の難しい所。
由 「 ゆぅちゃん・・・なんも、わかってないもん・・・」
陽 「 え〜。私からしたら、
優子が一番由紀の事を分かってると思うな〜。」
由 「 そう見せてるだけだもん・・・」
陽 「 少なからず、優子が一番、
由紀の事を考えてるし由紀の事を想ってるよ。(微笑み)」
由 「 おもってる、ふうだよ・・・
ゎたしのこと、、、なにもかんがえてくれてないもん、、、」
陽 「 そうかな〜・・・(苦笑)」
由 「 私のこと、わかってたら・・・
入院なんか、、、させるなんてイジメじゃん・・・」
陽 「 今の由紀にはそれが一番の選択、
って優子が感じたからそうしたんだと思うよ。」
由 「 ・・・・・・ゆぅちゃんなんか・・・だっきらい、、、」
着替え終わった服を私に押し付けてから、
布団を頭まで被ってベッドに潜っちゃった、、、
由 「 けんさして・・・いたいことして・・・
ゆぅちゃんなんか、、、嫌なことばっかする・・・」
陽 「 優子だって趣味で、好きでやってるんじゃなくて、
由紀の病状と由紀の元気を考えてやってるんだよ。(撫)」
由 「 ・・・・・・そんなの・・・医者のたわごとだよ、、、」
──ガラガラ、、、
優 「 由紀〜・・・あれ、、、?寝ちゃった、、、???」
由 「 ビクッ)ぅぅ・・・っ、、、」
陽 「 優子おかえり〜。(笑)」
優子が点滴セット片手に病室に戻ってきた。
由紀は布団の中でモゴモゴしてる・・・(笑)
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ノギ飛鳥(プロフ) - リクエストです。ゆきちゃんが反抗期に入り優ちゃんに怒られても、ほっといて欲しいとキツくお互いがぶつかっり合ってしまい1週間ぐらい顔も合わせず話さないのをはるちゃんに間を取り持って仲直りするがギクシャクしてしまう話がみたいです。 (2022年9月23日 22時) (レス) @page50 id: bb04e5992b (このIDを非表示/違反報告)
優陽(ゆうひ)(プロフ) - つい先日まで自分も入院してて、体調も万全ってわけではないのに、優ちゃん働きすぎ……汗汗 今の状況で、優ちゃんがまた働きすぎで倒れた!とかいう展開になっても、流石に洒落にならないのでセーブするとこは上手くして欲しい……。 (2022年9月21日 22時) (レス) @page45 id: 6decca8765 (このIDを非表示/違反報告)
🥕 - 1番新しい作品も大好きなので更新楽しみにしてます! (2022年9月12日 19時) (レス) id: f3da97c624 (このIDを非表示/違反報告)
©️ - 他の2作品の続編も楽しみにしてます♡ (2022年8月28日 21時) (レス) id: 364d399d93 (このIDを非表示/違反報告)
( ル▽ル)(プロフ) - 由紀がストレスで声が出なくなってしますお話が読みたいです。大変だと思いますがいろんな話を更新してくれて嬉しいです。 (2022年8月28日 7時) (レス) id: 65469d23f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優菜 | 作成日時:2022年8月25日 16時