私の姉はお医者さんPart56

口腔外科病棟2 ページ22

優子side



復帰初日から仕事をし過ぎてるのは分かってる。
自業自得とはいえ本当に苦しいし身体がしんどい。(苦笑)



陽 「 お疲れ様・・・久しぶりに働いて疲れたでしょ。
ゆーっくり、深呼吸してごらん。(微笑み)」



優 「 ん・・・ﾊｧ・・・ﾊｧ､､､ﾊｧ・・・つかれた・・・」



陽 「 優子はよく頑張ってるよ。
はるちゃん、ちゃんと知ってるからね。(微笑み)」



優 「 ・・・ﾊｧ・・・ﾊｧ、ん・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､
こんなふぅにﾊｧ甘えられるの､､､はるちゃんだけだよ､､､」



陽 「 え〜っ。嬉しいけどー・・・(笑)」



優 「 ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ・・・ﾊｧ、け、ど､､､？」



陽 「 まりちゃんもみなみもみんな優子の味方だよ。(微笑み)」



仕事すら認めてくれてないまりちゃんには甘えられない。
妹のみなみになんて弱音を吐いてたら情けない。



優 「 ﾊｧ・・・ﾊｧぁりがと・・・はるちゃん。
はるちゃんが、おねぇちゃんで､､､よかった・・・(微笑み)」



陽 「 私も。優子の姉で居れて幸せ・・・(微笑み)」



優 「 私の方が幸せだもん・・・
今日・・・さやかも、ﾊｧとも、も・・・いないんだね。」



陽 「 才加は休日で友美は当直だからこれから来るよ。」



優 「 ・・・・・・・も、いい｡｡｡終わり｡｡｡」



陽 「 え〜､､､まだ苦しいよ〜。(汗)」



優 「 苦しいか苦しくないかを決めるのは私だよ､､､(苦笑)」



陽 「 そーだけどー・・・(汗)」



優 「 ねぇはるちゃん・・・？ﾊｧきいてくれる・・・？」



陽 「 優子の話なら、なーんでも聞くよ。(微笑み)」



はるちゃんの肩に頭を置いて聞いてみたら、
私の肩に腕を回して抱いて微笑んでくれた。



優 「 由紀の検査したんだけど・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､
由紀、脳脊髄液減少症だったよ・・・ｹﾞﾎｯ､､､」



陽 「 そっかぁ・・・言ってたもんね｡｡｡」



優 「 明日､､､ﾊｧ詳しい検査、するね・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､」



陽 「 由紀、頑張ってくれるといいね。」



優 「 それでね・・・？ﾊｧ､､､ｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､ﾊｧｹﾞﾎｯ､､､」



陽 「 大丈夫だよ優子。(ｷﾞｭ)
大丈夫だから、優子のペースで話聞かせて？(撫)」



由紀を入院させなきゃいけないなんて・・・
由紀の事を思うと苦しくて辛くて胸が締め付けられる。

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