私の姉はお医者さんPart54

異変 ページ25

明日香side



お昼分の洗い物を由紀に任せて勉強をしてたら、
キッチンから戻ってきた由紀がソファに直行して、
そのままうつ伏せる形で横になった。



由 「 はぁ・・・」



明 「 どうしたの？」



由 「 んぅー・・・はぁ､､､」



明 「 具合でも悪くなった？」



由 「 ちがぁ・・・」



莉 「 ゆっきちゃー、あそぼーよー。(ﾄﾝ)」



里 「 やーくーそーくー。(ﾕｻ)」



由 「 んんー・・・ゆらさないでぇ・・・はぁ､､､」



明 「 具合悪い訳じゃないなら遊んであげなよ。
さっき、洗い物が終わったらゲームする、って、
りのりえと指切りしてたんだから。」



莉 「 はりせんぼんだよー､､､(ﾕｻ)」



由 「 んー・・・」



嘘ついたら針千本のーますっ。って言ってたからね､､､(笑)
由紀の場合は具合が悪くても何も言わないだろうけど。



明 「 具合悪いならまりちゃんに連絡しようか？」



由 「 ・・・・・んぅ・・・ねむい、だけぇ・・・」



明 「 眠いなら自分の部屋に行って寝れば？」



由 「 むり・・・うごけ、なぃ・・・」



莉 「 ゆーきーちゃーーーっ。(ﾄﾝ)」



里 「 ゆっきちゃーーーんっ。(ﾕｻ)」



莉 「 やーくそーーくーっ。(ﾕｻ)」



由 「 ・・・・・・ん､､､んんぅぅ・・・(汗)」



明 「 はぁーもう､､､(呆)
里英、莉乃。由紀は放っておこう。
その代わり、私が一緒に遊んであげるから。」



莉 「 やったー！」



里 「 あーちゃん！こっちのゲームするー！」



明 「 わかったよー。
・・・由紀、つべこべ言わずに熱測っときな。」



由 「 ぇー・・・・・・んぅ､､､」



ソファでうつ伏せになってる由紀に体温計を押し付けて、
ついでにおでこに触れてみたけど熱くはない。



明 「 なに、頭でも痛いの？」



由 「 ・・・・・・んぅ・・・」



明 「 何か言わないと何も分からないでしょ。」



由 「 んんぅ､､､ぅ・・・ふわぁぁぁぁぁ､､､ぁぁ､､､」



明 「 さっきからあくびし過ぎ。
ご飯の時もそうだったし。寝不足してるからそうなんのよ。」



由 「 んぅ・・・なんか､､､へん・・・」



明 「 なんか変って言われたって・・・(苦笑)
その変がどんなもんか言ってくれなきゃ、
由紀本人じゃないんだからわかる訳ないじゃん｡｡｡」



頭が痛いのか、気持ち悪いのか､､､はたまたダルいのか。
何とか言ってくれないと対応だって出来っこない。

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