私の姉はお医者さんPart53

朝の病室 ページ10

みなみside



まだ夜勤帯の時間だから人の少ない静かな病院。
1つの病室の前に到着してドアをノックして中に入った。



〜優子病室〜



み 「 ・・・ゆうちゃんー・・・」



優 「 ・・・・・・・・・」



み 「 ゆうちゃん・・・？まだ寝てるかな・・・」



優 「 ・・・・・・・・ｽｩｰ・・・・・・っ・・・」



み 「 寝てる・・・ぐっすりだ・・・
まだ朝早いもんなぁ・・・ぬふふ・・・可愛い。(笑)」



優 「 ・・・・・・ｽｩ・・・・・ﾊｧ・・・ｽｩｰ､､､」



み 「 ・・・もう熱くないな・・・熱、下がったかな､､､
ちょっと測ってみるか・・・えっとー・・・」



優 「 ・・・・ｽｩ・・・ﾊｧ・・・・・・・」



み 「 ・・・・・ん???・・・これ、なんだ・・・？」



体温計を探す為に棚の方を見てみたら、
近くに置いてあるゴミ箱に無数の破られた紙たち・・・
大雑把に切り刻まれてて乱雑に捨てられてる。



み 「 昨日までこんなのあったっけか・・・？
・・・ちゃうちゃう､､､体温計体温計・・・(汗)」



優 「 ・・・・・・ﾊｧ・・・・・ｽｩ・・・」



み 「 ・・・・・・あったー・・・(笑)
寝てるとこごめんよぉ､､､挟ませてもらうよ・・・」



優 「 ｽｩｰ・・・・・・ん・・・んんぅ・・・っ､､､」



み 「 ・・・・・ぉぉっと､､､ごめんごめん､､､(汗)」



優 「 ・・・・・・ん、んぅ・・・・・・ん・・・ｽｩ､､､」



み 「 ・・・・・・・ふぅー､､､(ﾎｯ)」



優 「 ・・・・・・ｽｩｰ・・・・・・・」



み 「 眠れるだけぐっすり眠っておくれ・・・ゆうちゃん。」



まだ起床の時間は先だし、気持ち良さそうに寝てるし、
起こしちちゃったら神からのやり返しを喰らいそう。



──ピピピピ､､､



み 「 ・・・とりまーーーす・・・っ､､､と。(汗)」



優 「 ・・・・・・・・・ｽｩｰ・・・・・」



み 「 ・・・36.5℃・・・？おぉすげぇ、見事な平熱だ。
こりゃ凄い。凄いぞー・・・優子。(撫)」



優 「 ・・・・・・・・ん・・・んんぅ・・・ん､､､」



み 「 ・・・・・っ、え､､､え・・・(汗)」



優 「 ・・・・・・んぅぅ・・・ん、っ､､､ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､」



み 「 うそ､､､お、おこした・・・？(汗)」



少し頭を撫でただけだって。
嬉しかったから。称えたかったから。
わ、悪いことなんてしてないですってば､､､(汗)

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