私の姉はお医者さんPart53

過呼吸？ ページ2

陽菜side



もっと私が優子のことを察してあげられてたら､､､
優子のこと、考えてあげられてたら・・・



陽 「 ゆぅこ・・・ｯｸ、ﾋｯｸｯｸ、ｯ、ﾊｧﾊｧｯｸ・・・ﾋｯｸ､､､
ゆぅこｯｸ､､､ﾋｯｸﾊｧ､､､ごめ､､､ごめ・・・ｯｸごめ・・・」



麻 「 陽菜の思いも考えてることも全部、
ちゃんと優子に伝わってるはずだから。(撫)」



陽 「 ﾊｧｯ､､､ゎたしﾊｧがｯｸﾊｧ､､､つょくぃわなきゃ､､､ｯｸ､､､
むりやりﾋｯｸｯｸﾊｧｯｸ、ゃらなﾊｧきゃ､､､」



麻 「 それは結果論。長い目で見て、
優子の為を思ったら間違ってなかった。大丈夫。(撫)」



陽 「 ﾋｯｸ、ｯｸ・・・ｯｸﾊｧﾊｧｯ、ｯﾊｧごめ､､､ゆぅこ・・・
ごめん・・・ﾋｯｸｯｸｯｸﾊｧ､､､ﾊｧ､､､ｧ・・・」



どうにかして優子と向き合えてたら・・・
何かもっと良い方法があったはずなのに・・・



陽 「 ゎたしのｯｸﾊｧｯえごで・・・ﾋｯｸ、ｯｸｯｸ・・・ﾊｧ､､､」



麻 「 陽菜。分かったから。大丈夫だから。
・・・ゆっくり深呼吸して、息を整えよう。(撫)」



明 「 ・・・・・・なにか、いる､､､???」



麻 「 あ、明日香。飲み物、用意できる？」



明 「 うん。」



陽 「 ごめ､､､ｯｸﾊｧゅこ・・・ﾋｯｸｯｸｯｸ､､､ごめ、ｯｸね・・・」



麻 「 優子にちゃんと謝ったの？」



陽 「 ｯｸﾋｯｸ､､､ｯｸぅぅｯｸﾊｧﾊｧｯ・・・ゎたしが、ｯｸゎるい､､､」



麻 「 誰が悪いんじゃない。誰かがいずれ検査しなきゃ、
優子に伝えなきゃ、優子の持病と向き合わなきゃ､､､
いつかそうしなきゃいけないことだったの。
たとえ辛くて嫌なことでも避けては通れないことだった。
そんな役回りを買って出てくれた陽菜は偉いよ。
みんな陽菜に感謝してる。いつもありがとう。(撫)」



私が・・・私がもっと優子の身体を知れてたら､､､
考えられてれば､､､そもそもこんな自体にはならなかった。



陽 「 ゎたし､､､ｯｸｯｸﾊｧｯ、ぃもぅとにｯｸぃりょうみす・・」



麻 「 何言ってるの。
そういう運命だったの。決まってたことだった。
元々与えられてた山だったんだよ。陽菜のせいじゃない。」



陽 「 でもｯｸﾋｯｸﾊｧﾊｧﾊｧｯゎたし・・・ｯｸﾊｧｯﾊｧｯ､､､ぅ､､､」



強制的に完全同意の得てない検査をした。
検査結果を半ば無理矢理言い付けた。
今日1日でどれだけ優子の心身を傷つけて追い詰めたか､､､

過呼吸→←登場人物

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す