私の姉はお医者さんPart48

報告 ページ2

みなみside



由紀のことを優子に報告するために、
優子の居る病室にやってきた。



み 「 ゆうちゃんー・・・」



陽 「 わ、みなみ。(驚)」



優 「 ・・・ん・・・みなみ､､､」



み 「 良かった、起きてた。(笑)」



陽 「 みなみ、少しココに居る？」



み 「 う、ん､､､少しなら。」



陽 「 私、やることあるから少しよろしくー。」



み 「 あ、おっけーよ。はるちゃん頑張ってー。」



優 「 は、ちゃ・・・ばぃばい､､､」



陽 「 また来るからね。(撫)」



優 「 ・・・ん､､､」



み 「 ・・・優子、ちょっと話があってね､､､？」



優 「 ・・・ん､､､ﾊｧ・・・なに､､､？」



み 「 優子がまだ具合悪いのに言い難いんだけど､､､」



とまで発したところで何を察したのか、
優子が少し姿勢を直して正した。



み 「 由紀が最近眩暈を訴えてて､､､」



優 「 ぇ､､､ｹﾞﾎｹﾞﾎ・・・めまい､､､???(驚)」



み 「 うん。眩暈が学校でも起きちゃったみたいで、
さっき、学校に迎えに行って病院に連れてきたの。」



優 「 あら・・・ﾊｧ、んな・・・」



み 「 眩暈って場合によっては怖いじゃん？
だから検査をしてみたんだ。」



優 「 ﾊｧ､､､みなみが・・・けんさしたの､､､？」



み 「 うん。由紀の主治医は優子だけど、
何も言わずに検査してごめんね､､､」



優 「 ・・・うぅん､､､ありがと､､､
ゆき､､､ｹﾞﾎｯ、ん・・・だぃじょぶ､､､？」



み 「 まだ検査の結果が出てないからあれだけど、
多分、BPPVじゃないかなって思ってる。」



優 「 ・・・ｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､ごめ・・・」



急に謝られても､､､(汗)
病名が確定してから報告した方が良かったかな､､､



優 「 ぁたしがげんきだ、たら・・・ｹﾞﾎｯ､､､
ぁたしが、たいお､､､ﾊｧできたのに・・・ごめ、みなみ､､､」



み 「 そんなっ、いいんよ。(撫)
それに私の専門だし、ちゃんとやるから任せて。」



優 「 ・・・ん､､､ごめん､､､ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､
ぁたしが、ﾊｧこんな､､､だから・・・」



み 「 由紀、嫌々言ったり逃げたりしながら、
頑張って検査受けてくれたから。」



優 「 ・・・にげたの､､､？」



み 「 逃げたよ､､､(汗)
私の力不足で逃がしちゃったって言った方が正しいけど、」



あれは確実に逃がした私のせいだな､､､(苦笑)

報告2→←登場人物

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す