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陽菜side
そんな日のお昼休みのことだった。
校庭で友達と遊んでいたらちびーずのクラスも校庭に居た。
陽 「 ふふっ、3ｰ2も仲良いなぁ〜。(微笑み)」
友達 「 3ｰ2???一個下じゃん。」
陽 「 妹が居るんだ〜。(笑)」
友達 「 えっ、陽菜ちゃん妹居るの!?」
陽 「 うん、可愛い双子。(笑)」
友達 「 双子!?いいな〜羨まし〜っ。」
陽 「 でしょー。(笑)
・・・うん???あれ､､､ゆうこ・・・？」
優 「 ｹﾎｹﾎｹﾎ！ｹﾎｹﾎｯ､､､！ま､､､てぇ､､､っ､､､(汗)」
陽 「 やっぱり優子だ・・・ねぇみなみっ！」
み 「 あっ、はるちゃんだーっ♪」
陽 「 ねぇみなみっ。クラスで何して遊んでるの？」
み 「 ドロケイだよー???」
陽 「 優子にもやらせてるの？」
み 「 クラス、みんな参加だもんー。」
明らかに吐く勢いで咳をしながら走らされてた優子。
足が速くて運動神経も良い優子がヘニョヘニョになってた。
陽 「 ゆうこっ!!ゆうこおいで！」
優 「 ﾋﾞｸｯ)ﾊｧﾊｧ､､､ぅぅ、は、ちゃ・・・(汗)」
み 「 わっ、にげなきゃ､､､！はるちゃんバイバイ！」
陽 「 ぁ、みなみ・・・
ねぇゆうこっ、かぜぎみなんだよ???」
優 「 だ、て､､､ね・・・？ｹﾎｹﾎｹﾎ！」
陽 「 ゆうこっ、お母さんにも言われてるじゃんっ。
たとえ元気でもっ、なるべく走っちゃダメなのっ。」
優 「 ｹﾎｹﾎｹﾎ､､､！ｹﾞﾎｹﾞﾎ！」
陽 「 よしよし・・・辛かったね・・・(撫)」
優 「 ｹﾞﾎｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､！みんなに､､､ﾊｧﾊｧ､､､おこられちゃ､､､」
陽 「 怒られたらっ、はるお姉ちゃんが言い返してあげる！
ゆうこはっ、無理しちゃだめな体なのっ！(撫)」
校庭の真ん中で優子を抱き寄せて抱きしめたのを覚えてる。
姉妹の中で1番、私が優子を見てきた自信がある。
〜十数分後〜
優 「 ﾊｧ・・・ﾊｧ・・・ｹﾎｹﾎｯ､､､」
陽 「 ゆうこ、中に戻ろう？保健室に送ってあげる。」
優 「 ん､､､や・・・ｹﾎｹﾎｯ､､､」
陽 「 なんで？」
優 「 いったら､､､かえらなきゃ・・・
おかぁさ､､､ｹﾎｹﾎｯ､､､め、わくなっちゃぅ､､､ﾊｧﾊｧ・・・」
陽 「 行くよ。はい抱っこー。(笑)」
優 「 んっ､､､ひゃっ､､､ｹﾎｹﾎｯ､､､(汗)」
あの時の私は正義のヒロインに憧れてたな〜・・・なんて。
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作者名：優菜 | 作成日時：2021年10月17日 20時
